ナポレオン金貨
ナポレオン金貨は、フランスで19世紀初頭から20世紀初頭にかけて鋳造され流通しました。おもに1852年から1870年にかけて発行された、ナポレオン3世の肖像を描いた20フラン金貨のことを言いますが、日本では、単に「ナポレオン」と呼ぶとナポレオン1世のことを指すため、ナポレオン金貨も、ナポレオン1世の肖像を描いたものと誤解されます。フランスの20フラン金貨全般を指す場合が多く、さらに20フラン金貨以外の同様な金貨である、5、10、40、50、100フラン金貨など、19世紀以降に鋳造された、フランスの金貨の総称として、ナポレオン金貨という言葉が用いられる場合もあります。大量に鋳造され、現存する為に希少価値は低く、金地金価格と大差ない価格で取引され、小口の金投資の対象としても利用されてきた経緯があります。このような金貨はイギリスのソブリン金貨同様、地金型金貨の先駆けとも言えます。
フランス帝国 1811年 ナポレオン1世 40フラン金貨
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フランス 1869年 ナポレオン3世 100フラン金貨
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フランス帝国 1857年 ナポレオン3世 50フラン金貨
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フランス帝国 1867年 ナポレオン3世 20フラン金貨
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フランス帝国 1855年 ナポレオン3世 10フラン金貨
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