なぜ海外で発行⁉ ハローキティ40周年記念金貨を紹介!

日本だけでなく、世界中に数多くのファンがいるキャラクター、ハローキティ。
ぬいぐるみやキーホルダーなど、キティちゃんが描かれたグッズはたくさん販売され、「キティラー」と呼ばれるファンを魅了しています。
そんなキティちゃんですが、実は金貨にもデザインされていることをご存知でしたか?
今回はキティちゃん生誕40周年記念金貨について解説していきます。
キティちゃん生誕40周年記念金貨の概要
ハローキティ40周年を記念して、英連邦クック諸島から発行された金貨です。桜とキティちゃんを配置した金貨は、日本の伝統と金の豪華さが絶妙にマッチしています。
さらに、ダイヤモンドがはめ込まれているので、とても贅沢な金貨だと言えます。
品位はK24で重量は1/2オンス。プルーフ加工が施されているため、金本来の輝きとキティちゃんの可愛さがよりいっそう浮かび上がるようになっています。
そして、デザインは色鮮やかなフルカラーで印刷。カラフルな絵柄はどの角度から見ても楽しめること間違いありません。
クック諸島について
クック諸島は赤道南、日付変更線の東側に位置する島々です。面積は237平方キロメートルで、日本の徳之島とほとんど変わりません。
1965年から独立し、現在はニュージーランドとの自由連合をとっています。
クック諸島は金貨を発行することで外貨を得ている地域の一つです。
日本のアニメーションキャラクターをデザインした金貨をこれまでも発行しており、日本だけでなく海外からも人気があります。
ハローキティ以外には、手塚治虫70周年記念金貨やセーラームーン25周年金貨など、国民的アニメの金貨が多く作られています。
さらに、裏面に描かれている「エリザベス2世」の肖像を外国の造幣局にライセンス供与することでも利益を得ているのです。
例えば、ソロモン諸島では2019年度のライセンス収益が380万ソロモン諸島ドル(約5,200万円)にのぼったそうです。
このように、小さな島国は金貨を発行することで外貨を稼ぐと同時に、ライセンス収益によって国を豊かにしているのです。