K18・18Kのメガネフレーム買取ガイド!買取相場や売却のポイントを確認

メガネフレームにはさまざまな素材が用いられます。軽く安価なプラスチックや耐久力の高いチタン合金のほか、ウミガメの甲羅を利用したべっ甲も人気です。そのなかでも金製のメガネフレームは高級感があり、見た目にも映えることから、人気を集めています。
しかし、デザインが古くなったり、壊れてしまったりして使わなくなってしまったものも多いのではないでしょうか。この記事では、金製、特にK18・18Kのメガネフレームの買取について解説していきます。
K18・18Kメガネフレームは買取可能?
そもそも「メガネのフレーム」は買取可能なのでしょうか。メガネという着用者個人しか利用しない品物であるため、一見買取は難しそうに思われます。しかし、実際に買取業者が見ているのは「メガネ」という品物ではなく、「金」を使っているという点です。
金は昔から富の象徴であり、貨幣にも使われてきた歴史を持つ金属です。近年では工業用としての需要も大きくなっており、ますます素材としての価値が高まっています。金自体が価値のある品物であるため、その形がメガネフレームであっても問題なく買取してくれます。
K18と18Kの違いとは?
貴金属製品には、「K18」や「18K」と刻印されています。刻印にある「K」は、「Karat」の略であり、金製品の金の純度を質量の24分率で示す単位です。つまり18Kと刻印されていた場合、金の純度は質量の24分の18、75%となります。
そのため、「K18」と「18K」は本質的には全く同じ純度の金となります。この2つの違いは、製造場所です。K18と表記されるものは日本国内において製造されたものであり、18Kと表記されるものは海外で製造されたものです。
海外製であることを示す18Kの刻印がある場合、店舗や業者によっては買取を断られる場合もあります。海外では日本と金の純度に関する法令が異なるため、純度が75%ではないことが往々にして存在します。
また、メッキ加工されただけの偽物であるケースも存在しているため、業者は買取に慎重です。18Kを売る場合は、あらかじめ鑑定士に査定を依頼しておくと、その後の買取もスムーズです。
金のメガネフレームが価値ある理由
金のメガネフレームには大きな価値があります。しかし、それは「メガネフレーム」というモノに対する価値ではなく、「金」という素材に対する価値です。
昨今、金の取引価格は日に日に上がり続けており、2024年には18Kの取引額も1g1万円を突破するなど、その上昇は留まるところを知りません。特に、2020年以降の急激な値上がりの背景には、新型コロナウイルスの流行やロシアのウクライナ侵攻など世界的な先行き不安があります。
戦争やパンデミックなどの不安定な情勢下では、貨幣の価値が下がります。それに対して、金の価値がゼロになることはまず考えられません。そのため、政情不安な状況下では、資産を守ることを目的に金は積極的に買われます。金という素材の価値が高まれば、同時に金でできた製品の価値も高まります。
メガネフレームの買取価格の相場とは
金製のメガネフレームの買取価格の相場は、多くの場合、後述するメガネ本体の重量と使われている金の純度で決まります。そのため、多少デザインが古くても壊れていたとしても、金の品質に問題がなければ、それなりの価格で買い取ってもらえるでしょう。
ただ、金製のメガネのなかには、カルティエやサンローランといったハイブランドが売り出しているものも存在します。これらのメガネはブランドの価値やデザインの流行にも左右されるため、単純な純度や重量だけでは決まりません。人気のデザインであれば、その需要の分だけ買取価格も上乗せされます。
相場に影響する要素:純度と重量
メガネフレームの買取価格の相場に大きく影響するのが、金の純度と使われている金の量です。当たり前のことですが金の純度が高いほど、買取価格は上がります。
ただ、メガネフレームのようなある程度の耐久力が求められる品物には、18K やもしくは14K のような純度の金が使われることが一般的です。同じ重量で比較するとどうしても純金よりは買取価格は下がりますが、それでも十分な値をつけてくれることでしょう。
もう1つの要素である重量は、単純にメガネの重さです。重いメガネフレームは、それだけ大量の金を使っているという証拠であるため、買取価格も高くなります。
ただし、金メッキであったり、鉛のような密度の大きい金属を混ぜている粗悪品である可能性もゼロではありません。このようなメガネフレームは買取を拒否されることもあるため、事前に査定を依頼しておくとよいでしょう。
査定にあたって:高額査定の方法と買取価格について
ここからは、18Kのメガネフレームの査定方法について解説していきます。金の純度や重量で決まるのは前述の通りですが、それ以外にも高額で買い取ってもらうためのちょっとしたポイントがあります。買取業者が18kメガネフレームのどこに注目して査定しているのか、それを知り高価買取につながるようにしましょう。
付属品や保証書の重要性
メガネフレームに限らず金製品を購入すると、製品の作成に用いた金の純度や品位、産地や精錬業者などを記載した保証書が発行されます。保証書の有無は、買取額に大きく影響するため、必ず保管しておきましょう。
メガネフレームにも他の貴金属製品同様に、使用した金の純度を示す刻印がされます。ただ、つる部分や鼻当ての部分に刻印されることほとんどであり、使用の間に消えてしまうことは珍しくありません。証明書があれば、メガネフレームに刻印がなくても「18Kである」と証明が可能です。
そのほか、保管するためのケースや販売額を計算した計算書など、購入時に販売店からは、さまざまな付属品や書類がメガネ本体とは別に渡されます。金の取引は信頼が重要です。これらが揃っていると業者側も安心して査定できるだけではなく、再販時にも品質を保証できるため、なくすことがあってはいけません。
分解査定が必要な理由
18Kのメガネフレームを買い取るときには、分解査定が実施されます。分解査定とは、金製の品物からねじや留め具などを外して、純粋に金だけが使われている部分の状態を確かめる査定方法です。買取業者にとって重要なのは「貴金属」だけです。金の正確な重量が判断できないと、査定価格が算出できません。
メガネはレンズ部分が特に重いため、レンズを外さずに査定した場合は、想定している金額以上に安い値段で買い叩かれる可能性もあります、
ただ、一度分解したメガネを元に戻すことはできません。とりあえずおよその額が知りたい場合や、何社かで見積もりをもらおうとしている場合などは、分解せずに査定をお願いしましょう。
状態をキレイに保つのが買取の鍵
金は非常に安定した金属です。普通に生活していれば、変色や黒ずみを起こすことはまず考えられません。しかし、メガネフレームに利用される18Kには強度を高めるために銀や銅などの別の金属が混ぜられています。いくつかの金属は酸素に反応しやすく、黒ずみとなって表面に現れます。
黒ずみや変色は買取価格を下げる要素です。日頃から使わないときは極力空気に触れないよう、ケースに入れて保管しておきましょう。また、黒ずみや変色は金専用のクリーナーを使用すれば落とすことも可能です。
メガネという普段から使用する品物である以上、どうしても汚れることは避けられません。小さくとも傷や汚れがあると、金の価値を下げてしまいます。売りに出す前には、普段のメンテナンスよりも入念に手入れをしておきましょう。
査定の仕組みを知ることで安心売却!メガネフレームの買取も金貨買取本舗へ
メガネという特定の個人だけが使う品物であるため、金製であってもメガネフレームは売却できないと考える人も多いでしょう。しかし、実際に価値があるのは「金」という素材です。金相場が上昇を続けている今、使わなくなった18Kのメガネフレームは絶好の売り時といえるでしょう。
金貨買取本舗では、金フレームのメガネの買取も実施しています。経験と実績のある鑑定士が査定し、高額で買い取ってくれます。特に、査定については査定額となった理由をオープンにしてくれるため、金額にも納得いくことでしょう。
また、買取方法も従来の店頭での買取だけではなく、出張や宅配での買取も受け付けています。まずは一度無料査定に申し込んでみましょう。
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