送料・手数料無料 すべて0円!宅配買取、店頭買取に対応
フリーダイヤル0120-9610-66
受付時間 10:00-18:00フリーダイヤル通話ができない場合047-409-1031
6コールで2回転送されます。長めにお電話ください。
中国銀貨が高い値段で売買されているのはご存知でしょうか。中国銀貨はその歴史的背景や希少性が相まって、高い需要があります。
とはいえ、中国銀貨とひとことで言っても多くの種類が存在しており、価格もさまざまです。
そこで、この記事では中国銀貨の価値や歴史的背景を解説します。中国銀貨をお持ちで、売却を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
中国銀貨の価値が高い理由について解説します。一般的に、収集家や投資家からの需要、希少性、そしてその歴史的価値が主な要素となっています。
中国銀貨は、中国の歴史や文化を象徴するものとして、国内外の収集家から評価が高いです。
特に、清朝時代の銀貨や共和国初期の銀貨は、その歴史的価値から高値で取引されています。
また、中国銀貨はその製造数が限られているため、希少性があります。
この希少性は、価値を高める大きな要素です。特定の年代や種類の銀貨は製造数が非常に少ないのもコレクター精神をくすぐる要因となっています。
中国経済の目まぐるしい発展も中国銀貨への投資需要を高めています。中国の豊かな歴史と文化を反映した銀貨は、投資対象としての価値も高いです。
これらの要素が組み合わさり、中国銀貨の価値は高くなっているのです。
ここでは中国銀貨の歴史とその影響について解説します。
銀貨が主に使われるようになったのは清の末期です。この頃から、銀本位制を導入し、その銀の量によって価値を保証する「本位銀貨」が作られるようになりました。
1912年に中華民国が成立した後も銀貨が本位貨幣(素材の価値と額面の金額が一致する、その国の基準となる貨幣)であることに変わりはなかったのですが、貨幣に関するルールは曖昧なままでした。
結果的に、国民党と共産党のそれぞれが銀貨を発行。加えて、製造もさまざまな地方でされていたため、貨幣においては無秩序な状態が続いたのです。
この頃、中華民国の初代大総統である袁世凱(えんせいがい)をモチーフにした硬貨が多く出回っていました。
その後、孫文により中央銀行が設立。中央銀行に通貨の発行券が集約されます。この功績から孫文がデザインされた硬貨が流通するようになりました。
ここではさまざまな多種多様な中国銀貨の魅力と価値を解説していきます。
光緒元寶は、清の時代に発行されました。中国貨幣においてはじめて「圓(えん))」の単位が採用された銀貨です。
そのため、非常に高い価値があり、数万円から数十万円の価格で買い取られることも。表面には「光緒元寶」の文字が、裏面には「竜図」という竜のデザインが施されています。
また、額面には7銭2分、3銭6分、1銭4分4厘の3種類があり、それぞれ重量が異なります。
7銭2分 | 約26.86g |
---|---|
3銭6分 | 約33.6g |
1銭4分4厘 | 約5.28g |
大清銀幣壹圓銀貨は清時代(1910年)に発行された銀貨です。光緒元寶に続いて、「圓」の単位が採用されています。
表面には「大清銀幣」の文字が彫られており、裏面には「竜図」(龍のデザイン)が描かれています。重さは約26.2g、直径が約39mm。
大清銀幣は1910年に中国初の貨幣法が公布された際に、本位貨幣として採用されました。そのような歴史的背景もあり、非常に高い価値があります。
本物であれば数万円、状態が良ければ10万円以上することも。
中華民国開国記念幣壹圓銀貨は1912年に中華民国が建国された記念に作られました。中華民国開国記念幣には全部で4パターンあります。
表面には当時の副大総統である黎元洪が描かれているパターン。中華民国成立に大きく寄与したことが讃えられ、銀貨に描かれることに。
重さは約26.9g、直径は約39mmです。
こちらは黎元洪が軍服を着ているパターンです。黎元洪は元軍人で、軍人としての功績を讃える意図が込められています。
重さは約26.9g、直径は約39mmで、黎元洪(帽子なし)パターンと同じです。
中央銀行設立により貨幣経済成立の立役者ともいえる政治家・孫文が描かれているパターンです。孫文のパターンの銀貨には裏面に星が2つ彫られているのが特徴となっています。
このうち、高い位置に星があるものを「上五角星」と呼びます。
重さは約26.9g、直径は約39mm。
同じく孫文が描かれている銀貨。裏面の星が低い位置にあるものを「下五角星」と呼びます。
重さは約27.3g、直径は約39mm。
中華民国建国の記念碑的な価値もあり、状態が良ければ数十万~百万円の取引が行われることもあります。
中華民国共和記念幣壹圓銀貨は2014年と2018年に約2万枚が発行された中国銀貨です。さらに、日本国内には1,000枚ほどしか現存していないとも言われています。
表面には中華民国初代大総統・袁世凱の肖像が、裏面には「中華民国共和紀念幣」「ONE DOLLAR」の文字が彫られています。また、発行年数が明記されていないのも特徴です。
重さ約26.7g、直径約39mmですが、1914年発行のものと1918年発行のものとでは分厚さが違うと言われています。
1914年発行分は約2.8mm、1918年発行分は約3.25mmと若干の差があります。
中華民国共和記念幣壹圓銀貨も歴史的な価値が相まって、状態が良ければ数十万円することも。
袁世凱壹圓銀貨は中華民国成立後はじめて発行された銀貨です。発行年は1914年。表面には袁世凱の横顔、裏面には「壹円」と彫られています。
重さは約26.5g、直径は約39mm。古銭コレクターからの需要が高く、本物であれば数万円で取引されることもあります。
また、袁世凱壹円銀貨には特年があるのも特徴です。特年とは発行枚数が少ないなどの事情で希少価値が高い発行年のことです。
袁世凱壹円銀貨の場合は1919年の「中華民国八年」と彫られているものが特年になります。特年のものになると10万円近くまで買取額が跳ね上がることも珍しくありません。
壹圓銀貨(中華民国38年貴州省造)は中華民国38年(1949年)に発行されたものです。
表面の中央に中国貴州省の省都「貴陽」にある甲秀楼が描かれており、裏面には竹林を背景にした「壹円」が彫られています。
このことから「バンブーダラー」とも呼称されています。重さは約26.2g、直径は約38.8mm。
1949年ころ、中国国内は中国国民党の軍隊である国民革命軍と、中国共産党の軍隊である中国工農紅軍による内戦状態にありました。
その最中、中国工農紅軍によって土に埋められたり、鋳潰されたりして、その多くは失われてしまいました。
このような背景から極めて希少な銀貨になっていることもあり、数十万円以上の高額取引になることもあります。
孫文壹圓銀貨は、中華民国22年(1933年)、23年(1934年)、24年(1935年)に発行が確認されている銀貨です。
特に買取額が高いのは「中華民国22年(1933年)」発行されたものです。この「中華民国22年」の銀貨にのみ裏面に「三羽ガラス」が描かれています。
表面に孫文の横顔が、裏面には額面を表わす「壹圓」の文字と船の刻印が施されており、このようなデザインから「孫文像幣」や「ジャンク船銀貨」と呼ばれることも。
重さは約26.67g、直径は約38mmです。
孫文壹圓銀貨も非常に希少なもので、保存状態のいいものであれば数百万円で取引されてこともあるとか。
中国干支銀貨は、中国の旧正月(春節)を迎えるたびに中国人民銀行によって発行されるものです。
1981年から毎年発行されており、その年の干支をモチーフにしたデザインが施されています。
また、裏面には中国の歴史的建造物などが描かれているほか、毎年形状も違うため、収集心がくすぐられるのも魅力です。
形状には円形や花形、扇形、長方形、カラー版などがあり、コレクターに限らず多くの方から愛されています。
中国干支銀貨シリーズの買取額は毎年の発行部数に左右されるだけでなく、デザインの影響も受けるため、一概にはいえません。
希少なものの場合十数万円になることもあれば、逆にそうでないものは数百円程度にしかならないこともありえます。
三国志演義記念銀貨10元銀貨は1995年から1997年の3年間において毎年、合計3度発行された銀貨です。
その名のとおり中国の歴史小説「三国志演義」がモチーフで、銀貨には登場する武将たちが描かれています。
どの年も4枚1セットであることに加え、描かれる武将たちが発行される度に変わっているのがポイントです。
いずれの年も、裏面は作者の羅貫中が彫られています。
三国志演義記念銀幣はコレクターだけでなく、三国志演義のファンにも高い需要があるため、条件が合えば数万円で取引できるかもしれません。
しかし、そのためには4枚全て揃っている必要があります。1枚でも不足すると、数百円になってしまいます。
パンダ銀貨は1982年から毎年発行されている地金型銀貨です。
地金型銀貨は投資用銀貨とも呼ばれている銀貨です。
発行元の政府によって重量と品位が保証されているうえに、額面以上のプレミア価値が付加されるケースが多いため、投資家界隈から高い人気があるのが特徴です。
表面にはジャイアントパンダ、裏面には世界遺産にもなっている北京天壇のデザインが施されています。
ジャイアントパンダの人気も相まって、とても人気があります。さらにジャイアントパンダのデザインは毎年変わるため、つい収集心がうずいてしまう方も多いようです。
気になる買取額はどうでしょうか。パンダ銀貨の買取額は流動的になりがちです。なぜなら、パンダ銀貨は地金型銀貨という性質上、銀相場の影響をダイレクトに受けるためです。
ほかにもその年の発行枚数によって希少価値が変わってきます。
そのため、正確な買取額を知りたい方は買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。
ここまで10種類の中国銀貨を解説してきました。どれも条件や保存状態が良ければ、数万~数十万円という高額買取をしてもらえる可能性がある希少なものばかりでしたね。
しかし、注意点もあります。中国銀貨には偽物が非常に多いという点です。中国銀貨の価値の高さは知れ渡っているので偽物も多く作られているのです。
そこで、ある程度は自身でも見分けられるようになっておく必要があります。
上記の方法を試してみましょう。
ただし、それでも確実に真贋を見分けられるとは限りません。どうしても真贋が気になる場合は、買取業者に査定してもらうと安心ですね。
銀貨の取り扱いにも注意が必要です。なぜなら、銀貨はとても黒ずみやすいためです。そこで、ここでは銀貨の取り扱い方を解説します。
たとえば、
「小さめのコインケースに乾燥剤を入れて、直射日光の当たらないところに保管しておく」
「必要なとき以外は取り出さない」
こういった対応を心がけることで、黒ずみを防げるようになります。中国銀貨に限らず、銀貨をお持ちの方はぜひお試しください。
この記事では高価買取が期待できる中国銀貨を解説しました。中国銀貨には歴史的背景があるものが多く、コインコレクターから人気を集めています。
また、希少性が高い中国銀貨ですが、偽物が多いというリスクもあります。いざ買取をするときに困らないように事前に調べて、偽物かどうか確認しておきましょう。
また、買取時に値下げされないように取り扱い方も覚えておく必要があります。
適切な価格で買い取ってもらう方法として、古銭の買取業者に鑑定依頼してもらうのも大事なポイントです。その場合は相見積りを取るのも忘れずに。
年間1万件以上の取引実績&金貨買取歴10年以上の弊社の経験豊富な査定士が的確にお品物の価値をお見定めいたします。
『お客様にご納得いただける価格提示』に定評がある弊社にぜひ金貨をお持ち込みください!
2024年11月29日
2024年11月23日
2024年11月12日
2024年11月5日
2024年10月15日
2024年10月13日
2024年10月8日
2024年9月25日
2024年9月12日
2024年9月6日
2024年8月27日
2024年8月19日
その他品目の買取は、弊社サービス「こちら買取本舗」をご利用ください。
遺品整理や生前整理で出てきた記念金貨、コイン、古銭、プラチナ貨幣の売却は金貨買取本舗へ。