天皇陛下御即位記念 10万円プルーフ金貨幣セットの買取価格

日本最高の価値を誇る即位記念10万円金貨にフォーカス！

世界や日本で多く発行されている記念貨幣。プレミアが付くものから、両替品となってしまうものまで、価値はさまざま。そのなかでも価値が高いものは記念金貨です。
日本で発行されている記念金貨で、現在最も価値が高いのは「天皇陛下御即位記念 10万円金貨」です。
今回はそんな御即位記念10万円金貨について紹介します。

即位記念10万円金貨 概要

即位記念金貨の正式名称は「天皇陛下御即位記念 10万円金貨」。その名の通り額面は10万円ですが、なんと重さは30g！ 日本で発行された金貨のなかでも最大の質量を誇ります。
金の価値だけでも額面の10万円をゆうに超えるほどの金貨です。金の相場は日々変化しますので、気になる方は価格表をご覧ください。

即位記念10万円プルーフ金貨ってどんな金貨？

上皇陛下（明仁上皇）のご即位を記念して、平成2年（1990年）に発行された金貨です。発行枚数は200万枚。
そのうちの10万枚が、10万円金貨と500円白銅貨とのセットで販売され、さらに10万枚がプルーフ金貨セットとして販売されました。
プルーフ加工が施された金貨は、高価買取が期待できます。
というのも、プルーフを行うことで表面が鏡のように磨かれ、模様がハッキリ浮かび上がるのです。
そのため、コレクターからの人気も高く、買取価格がアップするというわけです。

即位記念10万円金貨のデザインと特徴

資産的な価値以外にも、デザインの面で人気が高いのが即位記念十万円金貨の特徴。
表面には鳳凰と瑞雲が描かれ、裏面には菊の紋と唐草が配置されています。
迫力がありながらも、金の輝きを十分に発揮しているこの金貨は、国内外から高い評価を得ています。
そのため、海外のコレクターからも人気があるのです。

また、この金貨は偽造対策が入念に施されているのも特徴のひとつです。
シリアルナンバーの刻印や、特殊な印刷を施したブリスターパックに収納されているのも対策の一環。
それ以外にも、金貨自体の純金量を増やすことで、偽物を発行させても利益が出にくいように設計されているのも特徴です。
偽物が出回っているという情報は少なく、市場では最も信頼がおける金貨とされています。

余談ですが、海外の金貨には実在した人物の肖像が描かれることがあります。ナポレオンやエリザベス女王など、国も時代もさまざま。
しかし、即位記念金貨には天皇の肖像が描かれていません。
明治時代に当時の政府が、皇族の顔を載せることを不敬とした名残と言われています。
ちなみに、日本ではじめて金貨に肖像が掲載された人物は坂本龍馬です。

即位記念金貨を高く売るために

即位記念金貨は価格表にもあるように、10万円以上になる金貨です。
銀行で換金してしまえばどこの金融機関でも10万円にしかなりませんが、専門の買取店で売却すれば10万を超えるのは解っていただけたかと思います。
ですが買取価格はお店ごとに変わります。
どこのお店も純金価値を買取価格の基本にしているのですが、買取をするお店によっては数千円～数万円の違いが出る場合もあります。

売却を検討している際は、いろいろなお店で金貨の買取価格を比べてみてください。
なかには買取価格を表に出していないお店もあるかと思います。そういったお店よりは通常買取価格を提示しているお店を検討されたほうがよいかもしれません。

金貨買取本舗では即位記念金貨に限らず、さまざまな記念金貨やコインの通常買取価格を掲載しております。
各金貨の価格は当サイトからもご覧いただけますが、コインが何かよくわからない、値段だけとりあえず知りたい場合はメールやフリーダイヤルにてお問い合わせください。
またホームページに記載のない金貨やコイン類もお取り扱いしておりますので、こちらについてもお気軽にお問い合わせください