10万円記念金貨とは？その価値と買取額！一番高く売れる日本の記念貨幣

記念コインの最高額である10万円金貨とはどんな金貨なのだろうか？

日本では第二次世界大戦後に発行されている記念コイン。その記念コインの中でも黄金に輝く純金製の金貨があります。
記念金貨にも色々な種類の金貨が今日まで発行されているのですが、金貨は記念メダルとは違いお金としての価値があります。
現在までに記念金貨は10万円と5万円、そして1万円の額面で製造されています。
普段目にするお金で最高額は1万円札までですよね。硬貨なら500円硬貨が最高額です。そこに5万円や10万円の額面の金貨があるわけですから、記念金貨は特別な貨幣であることがより感じられます。

10万円記念金貨はやっぱり10万円？もっとお得に換金しよう！

10万円のお金としての価値がある記念金貨は今日まで2種類発行されています。
金貨1枚で10万円分の買い物ができる正真正銘の10万円の金貨なのですが、お店で10万円金貨を使い買い物をしようとしてもまず断られます。
お金を飾っていても勿体ない！普通に使える現金に換えたい！とお考えのかたは銀行で1万円札10枚に両替えが可能です。可能なのですが・・・ちょっとまってください！
10万円金貨の中にはもっとお得に換金できる金貨があることをご存知でしょうか。

10万円金貨なのに10万円以上になる？そんなうまい話があるの？

それがあるのです。

10万円金貨には先にも述べたとおり、2つの金貨が発行されています。

• 1番最初に発行された10万円金貨「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」
• 2番目に発行された10万円金貨「天皇陛下御即位記念10万円金貨」

両方とも天皇陛下にちなんだ記念金貨ですので、名称のみでは混同しやすいのですが、1番最初の金貨は昭和天皇が天皇に即位されて60周年を祝い発行された金貨です。
2番目の金貨は上皇陛下（明仁上皇陛下）が天皇に御即位されたときに発行された金貨です。

この2つの金貨のうちの1つが10万円超えの高額金貨なのです。
では、どちらの金貨がその高額金貨なのか。その前に2つの金貨を詳しく見ていきましょう。

2つの10万円記念金貨、見た目ですぐ判別できる？

2つの10万円金貨は一目瞭然で判別可能です。なぜって、表面と裏面ともにデザインがまったく違うんです。

1番最初に発行された天皇陛下御在位60年記念10万円金貨は2羽の鳥（鳩）が向かい合っていて、2番目に発行された天皇陛下御即位記念10万円金貨は鳳凰が1羽大きくデザインされています。

天皇陛下御在位60年記念10万円金貨

天皇陛下御即位記念10万円金貨

これだけ違うのですから10万円金貨同士で見間違うことはないかと思います。

このように10万円金貨同士なら見た目がまったく違うので判別するのに問題はないのですが、他の金貨とも比べて表面のみで見た場合には、御即位記念10万円金貨と同じような鳳凰のデザインがされた1万円金貨があったりしますので、興味のない方には分かりづらい点もあるかと思います。

そんな場合には金貨の裏側をみると金貨の正式名称や発行年月日、額面が記載されているので簡単に判別することが出来ます。
マニアックな微妙な違いのものはないということですね。

昭和61年、昭和62年発行の天皇陛下御在位60年記念10万円金貨は漢数字の旧字体で「拾万円」。平成2年発行の天皇陛下御即位記念10万円金貨は英数字で「10万円」と表記されているのも特徴の1つです。
ケースに名称と額面が記載されている場合もありますので、その場合も問題はないですね。

この2つの金貨の内のひとつに金貨1枚で10万以上になる特別な金貨があるのです。

それが2番目に発行された天皇陛下御即位記念10万円金貨です。

今回はこの2番目に発行された天皇陛下御即位記念10万円金貨をクローズアップします。

そうそう、天皇陛下御即位記念10万円金貨を10万円以上に換金する方法ですが、それはとても簡単で、銀行に持っていくのではなく、専門の買取店に持って行き売るだけです。
それだけで天皇陛下御即位記念10万円金貨は銀行での換金よりも高く、10万円以上の価格に換金することができます。

10万円以上の価値がでる御即位記念10万円金貨はどんな金貨？

そもそもご即位10万円金貨とはどんな金貨なのでしょうか。
販売された物にはいくつかの種類があり、発行年度、額面、発行枚数は下記のようになっております。

ご即位10万円金貨　金貨単体販売・白銅貨セット販売

ご即位10万円金貨白銅貨セット

希少価値があり、その分価格に影響が出るほどの発行枚数ではないですね。プルーフ金貨なら付加価値がありますが、それ以外では希少価値はないといっても差し支えはないでしょう。
ですが、それを補ってあまるほどの金としての価値がありますので、金が高騰している今（2018年現在）なら買取価格10万超えは当たり前になっています。

ご即位10万円金貨の種類と価値の違い

古銭や骨董性のあるコインなどの古い硬貨には、現存枚数が少ないなどの理由から希少価値が出ているものがあります。
因みに、骨董やアンティークという名称は通常100年以上の歴史を経過しているものに用いられるものです。
日本の記念コインの歴史は浅いので、どんな記念コインでもアンティーク、いわゆる古銭の扱いにはなることはなく、発行枚数も多いですし、時がたって現存数が少ないという状況でもなく、とんでもない金額がつくような希少価値のある記念コインは現在ありません。

ご即位10万円金貨も例に漏れず、発行年数が浅いことなどから古銭・骨董やアンティークコインとしての扱いはむずかしく、発行枚数が多いこともあって数百、数十万円などの驚くほど高額な付加価値がつく金貨ではありません。

しかしながら、日本においては最高金額の額面であり、純金製ですから金としての価値はとても高いです。
日本の金貨の中でも純金30グラムを質量とするのは、現在のところこのご即位10万円金貨のみなんです。

コレクター魂をくすぐる美しいプルーフ金貨なら買取価格アップ！

プルーフ金貨とは、鏡のような映り込みができるまで表面を磨いて、模様部分だけ磨かないことにより、模様がはっきりと浮かび上がるようにみせる特殊加工が施された金貨のことで、購入時の状態を保たれているプルーフ金貨であれば、通常の記念コインとして発行されたご即位10万円金貨より、若干の買取価格アップが期待できます。

NGCなどの国際的鑑定機関のグレーティング（細かい基準でコインの鑑定をして格付けするもの）で、最高グレードをつけられているご即位10万円プルーフ金貨ならば、世界基準で証明・保証されているために買取価格アップが期待できます。

金貨はそのときの金の価値で買取価格が変わる！

ご即位10万円金貨は通常の金貨、プルーフ加工された金貨、白銅貨のセットと3種類ありますが、プルーフ加工や、白銅貨のセットのものがぐんと値段があがるわけではありません。
500円白銅貨は付加価値があるわけではないので500円プラスがいいところですし、プルーフだって通常品に比べて万単位で買取価格が上がるわけでもありません。

ご即位記念10万円金貨は金貨自体が30グラムの純金製であることに価値があるんです。

そのため、基本的には金相場の変動にその価値が左右されます。
金貨買取本舗では常に、金相場の変動とともに更新したご即位10万円金貨の買取価格を表示しています。売却をお考えの際は売り時を見逃さないためにも、ご即位10万円金貨の買取価格は毎日チェックしたいものです。

ご即位記念10万円金貨の買取価格はご即位10万円金貨の買取価格からご確認ください。

ご即位10万円記念金貨をなるべく高く売るために

ご即位記念10万円金貨は価格表にもあるように、10万円以上になる金貨です。
銀行で換金してしまえば何処の金融機関でも10万円にしかなりませんが、専門の買取店で売却すれば10万を超えるのは解っていただけたかと思います。
ですが買取価格はお店ごとに変わります。
どこのお店も純金価値を買取価格の基本にしているのですが、買取をするお店によっては数千円～数万円の違いが出る場合もございます。

売却を検討している際は、いろいろなお店で金貨の買取価格を比べてみてください。
なかには買取価格を表に出していないお店もあるかと思います。そういったお店よりは通常買取価格を提示しているお店を検討されたほうがよいかもしれません。

金貨買取本舗ではご即位記念10万円金貨に限らず、様々な記念金貨やコインの通常買取価格を掲載しております。
各金貨の価格は当サイトからもご覧いただけますが、コインが何かよくわからない、値段だけとりあえず知りたい場合はメールやフリーダイヤルにてお気軽にお問い合わせください。
またホームページに記載のない金貨やコイン類もお取り扱いしておりますので、こちらについてもお気軽にお問い合わせください。

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