天保大判について
名称 | 天保大判 |
---|---|
発行国 | 日本 |
鋳造 | 時期: 天保9年~万延元年 |
質量(g) | |
直径(mm) | - |
厚さ(mm) | - |
材質 | 金 |
品位(karat) | - |
天保大判(てんぽうおおばん)は天保9年(1838年)~万延元年(1860年)に鋳造されました。約20年ほどの短期間しか鋳造されていないので、ほかの大判より鋳造枚数が少ないです。
金の含有量や重さは、前の時代につくられた享保大判とほとんど同じです。
しかし天保大判は表と裏の桐紋が、丸い枠で囲まれています。刻まれた模様を確認することで、享保大判と見分けることができます。
お持ちの寛永通宝の買取価格を知りたい方は『無料査定のお申し込み』『LINEで査定』やお電話から是非お問い合わせください。
天保大判の種類と価格
天保大判は状態により価格が変動します。保存状態が良いものだと高額です。また表面の『墨書き』がはっきりしていると、さらに価格が上昇します。
しかし後の時代につくられた偽物の大判は、表面の文字が本物よりも鮮明です。あとから墨でなぞられた大判は『書改(かきあらため)』と呼ばれ、本物の天保大判でも見られる特徴です。
天保大判はレプリカもつくられており、レプリカは売却時の金地金の価格で計算されます。レプリカは偽物よりも金の含有量が多いので、本物には及びませんが、高額が期待できるでしょう。
天保大判(てんぽうおおばん)
買取価格 | 3,500,000円~ |
---|
天保通宝は表面の墨書きの左右上下に桐の刻印があります。そして裏面には中央と上に桐の刻印、下には後藤家の花押と大判を作成した職人たちのサインがあります。
天保大判は重さや純度以外にも、この右下にあるサインで偽物か見分けることができます。サインは職人と棟梁それぞれの頭文字3つです。
現在までにサインの種類は以下の6つが確認されており、これ以外の文字の組み合わせは偽物の可能性が極めて高いです。
『方・次・丘』『伊・三・丘』『伊・文・丘』『伊・次・丘』『い・宇・川』『は・宇・川』