1964年 東京オリンピック記念 1,000円銀貨幣について
名称 | 1964年 東京オリンピック記念 1,000円銀貨幣 |
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発行国 | 日本 |
鋳造 | 造幣局 |
質量(g) | 20 |
直径(mm) | 35 |
厚さ(mm) | - |
材質 | 銀 |
品位(karat) | Sv925 |
貨幣の図表は富士山と桜。裏は桜と五輪マークで額面の1000が描かれている。日本初の記念貨幣で、100円銀貨が1964年9月、1000円銀貨が1964年10月に発行された。この記念硬貨がコイン収集ブームのきっかけとなった。その人気は過熱して、一時2万円を超える高値が付けられることもあったが、税法改正で課税対象になり急落。次第にコイン収集する方も減り買取価格も下落してブーム終了。現在では発行枚数も多く、希少価値もないため高値取引はなくなった。 1964年東京オリンピックはアジア地域で開催された初のオリンピック。また、有色人種国家における史上初のオリンピックでもあり、アジアやアフリカにおける植民地の独立が相次いだこともあって、過去最高の出場国数となった。 戦後、急速な復活を遂げた日本が、再び国際社会の中心に復帰するシンボル的な意味を持つとされる。