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銀は重いほど価値がある? 重さや純度で価値は変わるのか?

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私たちが日常で目にする銀や鉄といった金属は、用途や種類によってさまざまな特徴を持っています。
その中でも重さや硬度は金属を知る重要な指標ですが、果たしてそれだけで貴金属の価値を判断することができるのでしょうか。

「金属は重い方がいいんじゃないの?」
「やわらかい金属は価値が低そう」
そんな疑問や考えをお持ちの方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、重さや硬さが金属の価値に関係するのかを解説していきます。

1. 貴金属は重さを『比重』で表す

金属の重さは『比重』という単位で表されます。
比重とはある物質の密度を基準となる物質の密度と比較したものです。

密度は1立方センチメートルあたりに何g詰まっているかを表すもので、固体や液体であれば基準は水で、気体の基準は空気です。

たとえば、ある物質の比重を測るためにその物質を水に入れるとします。
その物質が水より重い(比重が1より大きい)場合は沈み、逆に水より軽い(比重が1より小さい)場合は浮きます。

物質を水に入れたときに増えた水の量を測ることで、その物質の比重を計算することができるのです。

■ 純度と比重は関係している?

純度が高いとは、ほかの物質が混ざっていないことを意味します。
つまり比重を測定することで、金属の純度が推測できるのです。

純度が低い場合、不純物が混ざっている可能性が高いです。
たとえば、銀の純度は比重によって異なります。
食器やアクセサリーに使われる銀は、ほかの金属を混ぜた合金が多いので、純度によって比重が変わります。

『シルバー925』という銀をご存知でしょうか。
銀の純度が92.5%、つまり銀の含有量が92.5%であり、残りの7.5%は割金(わりがね)で構成された銀合金です。

配合される割金には、銅、鉛、アルミニウム、ニッケルなどがあります。
銀の純度ごとの比重は以下のとおりです。

銀の純度比重(g/cm3
99.9%以上10.49
95%以上10.41
90%以上10.15
80%以上10.07
75%以上9.99
65%以上9.90
60%以上9.82
55%以上9.75
50%以上9.67


このように純度が高いほど比重も大きくなります。
そして純度99.8%以上の銀が純銀と定義されています。

純銀は『ピュアシルバー』とも呼ばれ、ほかの金属がほぼ混ざっておらず、高純度を示す『SV1000』の刻印がみられます。

高純度の銀は柔らかく、加工がしやすいという特徴があります。
しかし耐久性が低く重量もあるため、アクセサリーには不向きです。

一方で金属アレルギー反応が出にくいため、食器や歯科治療などに使われます。
また純度が高い銀ほど変色しにくいという特徴もあります。

また銅のみを混ぜて作られた合金は『スターリングシルバー』と呼ばれます。
一般的にスターリングシルバーは、金属アレルギーを起こしにくく、美しい輝きを持っています。

扱いやすく品質も高いため、ティファニーやカルティエといったハイブランドでよく使用されています。
ほかにも銀には以下のような種類や呼び方があります。
用途とあわせて参考ください。

シルバープレート(Silver-Plated)

鉄や銅と亜鉛を主成分とする合金の一種である真鍮(しんちゅう)などの素材に、銀をコーティングして作られる製品です。
スターリングシルバーよりも低価格でありながら、同じような輝きを持っています。

しかし長期間使用するとコーティングが剥がれたり、変色したりします。
シルバープレートは主に食器やナイフ・フォーク・スプーンなどのカトラリー、装飾品に使われるほか、時計やアクセサリーのケースにも使用されます。

ターナシルバー(Tarnish Silver)

酸化によって黒ずみや変色が生じやすいシルバーです。
そのため、美しさを保つために定期的なメンテナンスが必要です。
なおターナシルバーは銀食器や写真立て、キャンドルホルダーなどに使用されます。

■ ほかの金属の比重は? (金・プラチナ・銅)

貴金属の中でプラチナと金は、比重が高いことで有名です。
プラチナは重厚感があり、マリッジリングとしても人気です。

たとえば、純度99.9%以上の『純プラチナ』を意味する『Pt999』の比重は21.4、多くのプラチナ製品に使われる純度90%のPt900の比重は18.87、また「Pt850」の比重は19.19です。
鉄の比重が7.8であることと比較すると、プラチナが非常に重い金属であることがわかります。

次に金の比重ですが、純度99.9%以上の純金『K24(24金)』の比重が19.3、K22(22金)は17.73、ジュエリーに多く使われるK18(18金)では15.22です。

プラチナと金に並んで装飾品や投資に活用されやすい貴金属である銀の比重は10.53です。そのため、貴金属の中でもプラチナと金の比重が際立って高いといえます。

最後に貴金属と並んで工業用に広く使われる銅にもふれておきましょう。
純銅の比重は『8.93』で、電気機器や給水配管、電線などの工業製品に広く利用されています。
アクセサリーとして使用する場合は、金や銀と同様にほかの金属と混ぜた合金が一般的です。

ただし、銅には変色しやすいという特性があります。
美しい光沢を持つ赤みがかったオレンジ色の銅も、酸素や水に触れると、10円玉のようにくすんだ茶色に変わってしまいます。

そのため美しさを保つのが難しい銅は、アクセサリーとしてはあまり普及していません。

2. 銀の純度を見分け方

銀をはじめとする貴金属の価値は、一般的にその純度によって異なります。
自分の持っている貴金属の本当の価値を知りたいなら、まずはその純度を確認してみましょう。

ここでは、銀の純度を見分けるための基本的な方法をご紹介します。

(1) 比重を計算したら純度もわかる

比重を測定することで、貴金属の純度をある程度把握することができます。
比重の測定方法は以下の手順です。

1.測定したい貴金属の重量を計量する
2.水を入れた容器を重量計にセットし、表示をゼロにあわせる
3.貴金属を糸で吊り、水の中に入れる
4.比重は、1.(貴金属の重量)を3.(水に入れた時の重量)で割ることで求められる

なお貴金属を水に入れる際は、容器の側面や底に触れないようにしてください。
また、宝石がついていると正確な比重が計測できないので注意しましょう。

(2) 見た目で確認するなら刻印を見る

金や銀などの貴金属の純度を確認するには、その純度を示す刻印を確認しましょう。
これらの刻印は、製品が本物であることを証明するために施されています。

刻印の場所は、アクセサリーの種類によって異なります。主に以下の場所をチェックするとよいでしょう。

・ブレスレットやネックレス:プレートや留め金の裏面
・ピアス:キャッチやポスト部分
・ブローチ:背面の針
・リング:リングの内側
・インゴット:表面

3. 硬度でも純度を見分けられる

貴金属の純度を見分ける方法として、硬度も有効です。
硬度は貴金属の純度を示す重要な指標のひとつなので、おさえておきましょう。

■ 純銀はやわらかくてもろい

銀製品を作る際純銀はあまり好まれません。
なぜなら純銀は柔らかく傷つきやすいからです。

そこで割金と呼ばれる別の金属(主に銅)を混ぜて、硬さなどの性質を調整します。
ちなみに鉄は非常に硬い金属で、ほかの物質を混合させた鋼はそれ以上に硬度が高くなります。

■ ほかの金属の硬度は?(金・プラチナ・銅)

硬度については、『ビッカース硬さ(Vickers hardness=Hv)』という試験法による単位を使用します。

正四角錐でできたダイヤモンド製の剛体(圧子)を対象となる物体に押し込み、荷重とくぼみの表面積の比から硬さを計測するのです。
代表的な貴金属の硬度は以下のとおりです。

金属硬度
プラチナ50 Hv
22 Hv
25 Hv
100 Hv
4 Hv
チタン110~150 Hv
110 Hv


なお、地球上で最も硬い物質であるダイヤモンドは、ビッカース硬さが『7,140~15,300 Hv』もあります。

4. 重さや硬さでも純度はわかる!

銀製品の純度を評価するためには、比重や硬度といった要素が重要です。
比重を調べることで銀の純度を推測でき、硬度を測ることで品質を評価できます。

これらの情報は、製品が本物かどうかを判断し、価値を正確に評価するために役立ちます。

ただし銀製品の価値は純度だけでなく、ブランドやデザインにも影響される点に注意が必要です。
本記事で、純度が高いからといって、必ずしも価値があるとは限らないことが理解できたかと思います。

確かに純度が高い銀はその輝きが美しく見えますが、その一方で柔らかく、アクセサリーの加工には向いていないという欠点もあることを覚えておきましょう。

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