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5月1日コインの日と東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)

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第36回東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)について

5月1日の『コインの日』は
語呂合わせで「コ(5)イ(1)ン」にちなんでいるそうです。
コインの日は、古代から使われてきた約3,000年近くの歴史を持つ「貨幣」。
その貨幣の歴史や各国々の伝統や表現様式への理解を深めるために日本貨幣商協同組合に制定されました。

■日本貨幣商協同組合とは

日本貨幣商協同組合がどのような組織かといいますと、日本全国の名立たる貨幣ディーラーで形成され、貨幣収集の普及と健全な市場の発展を目的として活動している組合で、昭和44年に設立されました。
主な活動は

  • ・鑑定書の発行(収集用貨幣の公式な鑑定書)
  • ・イベントの開催(日本全国各地で貨幣イベントや即売会)
  • ・情報発信(貨幣収集に役立つ情報を世界に発信)

があげられます。
金貨やコイン、古銭の買取、販売事業を行っている弊社のような企業には大変関わりの深い組合です。

今回はこちらの日本貨幣商協同組合が主催している 第36回東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)に行ってきましたので、お話いたします。

■第36回東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)概要

  • 第36回東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)
  • 開催日:2025年4月26、27、28日
  • 開催場所: 東京・日本橋 ロイヤルパークホテル3階
  • テーマ:「激動の貨幣昭和100年〜お金の移り変わり〜」

コインコレクターにおなじみの国際的コインショーとなり、日本最大級の規模を誇ります。

第36回東京国際コイン・コンヴェンションは4月26~28日に開催されていますが、コインの日は5月1日のため5月1日にちなんで開催をしないのか?とふと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は4月26日も貨幣にとっては大変縁のある日、明治4年には日本で『新貨条例』が公布された日なのです。

■明治4年4月26日公布 新貨条例について

〇明治4年4月26日は『新貨条例』公布日。
そもそも『新貨条例』とは一体何かと申しますと
・「両(りょう・文(もん)分(ぶ)・朱(しゅ)」など⇒「円・銭・厘」に統一。
・10進法(じっしんほう)にする←10個で1つ、1円×10枚で10円というような単位にする。
江戸時代まで各藩、地方がそれぞれ独自の貨幣を発行していたものに対して、日本全国共通のお金のルールを定めました。
それにより日本は海外とのお金のやり取りがスムーズになり、鎖国後の世界中への貿易が円滑に進められるようになりました。

〇明治4年5月10日が『新貨条例』布告日。
正式に新貨条例がスタートした日になります。

※公布日…『お知らせした日』
※布告日…『実際条例が施行される日』

となりますので実際に新貨条例が開始されたのは明治4年5月10日になります。
東京国際コイン・コンヴェンションは必ずしも26日開始というわけではないのですが、4月の下旬に3日間開催されます。
金曜日~日曜日が通例だったため、今年の土曜日~月曜日開催は珍しいです。

■第36回東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)へGO

第36回東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)は写真撮影ができませんので中の状況は画像ではお伝えできませんが、 入り口から

  • ・前半 各国造幣局や国立印刷局など有名国際機関(展示物も有)
  • ・後半 ディーラーなど出展業者

前半はガラスショーケース越しにコインや紙幣の現物も陳列していますが、歴史年表や資料などの展示物も充実しており、コインの社会科見学といった雰囲気も感じさせます。
コレクターと思われるかたが熱心に日本造幣局のスタッフ方と歴史を熱く語らっているのが大変印象的でした。

後半は国内外の出展業者がブース毎に一堂に会します。
古銭(穴銭、古金銀、大判、小判)古紙幣 、海外の金貨、貨幣、日本の記念硬貨、コイン(紙幣)アルバム、金貨、幅広く並びます。
今大阪で開催中、関西万博記念コイン・2025年日本国際博覧会記念貨幣(EXPO2025年)や大判の墨書の美しさ、世界的に有名なアンティークコイン・ウナとライオン…etc
列記すると枚挙にいとまがないのですが、愛好家にとって垂涎の逸品、コインとコレクターの一期一会は貨幣の歴史とその価値が織りなす、時と想いが重なります。
普段お目にかかれない世界の貨幣、紙幣がリアルに見れる&購入できるのはコイン・コンヴェンションの醍醐味です。
第36回東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)は大盛況の中、フィナーレを迎えました。


第36回東京国際コイン・コンヴェンションについて詳しく知りたいかたはコチラ↓
日本貨幣商協同組合/第36回東京国際コイン・コンヴェンション〈外部サイトへ飛びます〉

金貨・コインの購入は金貨販売本舗へ

今回は今後参加を検討しているため、現地調査も兼ねてはおりますが、第36回東京国際コイン・コンヴェンションや日本貨幣商協同組合、新貨条例等についてお話をさせていただきました。
金貨販売本舗では日本の記念金貨である認定金貨の販売やメイプルリーフ金貨やクルーガーランド金貨など世界の地金型金貨の販売もおこなっております。
金相場が上昇傾向にあり、金貨の価値もどんどんあがって行きますので、資産や贈呈用として認定金貨を購入されるお客様も多いです。
(※認定金貨…日本造幣局発行の記念純金金貨に当社独自のシリアル番号を付与した上で当社独自パッケージに封入した商品です。当社にお買戻しさせて頂く際には、お買戻し時の金取引相場価格100%の金額でお買取り致します。)


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