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円安と金相場の関係性を探る 価格変動で利益に繋がるポイントを紹介

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金は世界的に需要の高い貴金属です。
金への投資は、経済や通貨の変動に対するリスクヘッジとして注目されています。

しかし金の価格は為替相場にも影響を受けます。円安時には、金を売るべきなのでしょうか。それとも買うべきなのでしょうか。

本記事では円安と金貨系の関係性を探り、価格変動の時に利益に繋がるポイントをご紹介します。

1. 円安はどのようにして起こるのか

円安とは日本円が他国の通貨よりも価値が下がる状態のことを指します。
たとえば1ドルを100円だった相場が、1ドル120円と円が上昇したとします。

すると日本円を1ドルに替えたい時に、1ドル100円の時よりも、120円のほうが円を多く用意しないといけません。
ドルの価格は変わらず日本円の価値が下がった、つまり『円安』と言えます。

円の価値を下げる要因は、経済状況や政治や災害などさまざまです。
これらの出来事が起こった年は円相場に大きな影響を与えました。

円安になると海外から商品を購入する際、円の価値が高かった時期に比べ、より多くの費用がかかります。
しかし円安は悪いことではありません。
海外へ商品を売る場合には、円の価値が高かった時期よりも多くの利益を出すことができます。

次は具体的な外的要因を元に、円安の原因を解説します。

■ 景気の影響

景気が影響して円安が起こる場合、消費が大きく関与してきます。

日本国内の景気が良い場合には、消費が増加し、海外の商品を買う機会も増えます。
海外の商品を購入するには、円を購入先の国の通貨へ交換しなければなりません。
為替により円以外の通貨へ多くの円が交換された際、円の価値が下がります。

また海外の商品の購入だけでなく、海外旅行や輸入量の増加なども大量の円を交換することになるので、円安の要因になります。

一方で不景気であっても円安になる点に注意してください。
輸出により大量の円が交換されて円安となると説明しましたが、日本の商品やサービスが売れなくなり、輸出が大きく減少した状態でも円安となります。

輸入量が変わらない状態で輸出量が極端に減ると、輸出による円安のメリットが受け取れなくなるからです。
円安とは円に対する世界の信頼が価値となります。不景気などで日本企業への信頼が失われ、日本企業への投資が減少した場合でも、円安になります。

■ 他国の影響

円安の原因は日本の景気だけでなく他国の景気も影響します。 たとえばアメリカの経済が好調な時はドルの価値が上がります。 世界的にドルの価値が高いと認識されることにより、相対的にドル以外の通貨の価値が下がります。結果として、1ドル100円が1ドル120円へと変動し、円安となります。

■ 金利による影響

日本の政策金利も円相場に影響を与えます。
金利とはお金を貸し借りする際に発生する利益やコストのことです。
金利は貸し手が貸した金額に対して受け取る利息を年率で表したものです。

たとえば銀行に10万円を預け、年利が1%と仮定します。
10万円を1年間預金し続けることで、銀行から1,000円の利息が支払われます。
この時の金利は1%となります。

日本の政策金利で金利が低くなることで、海外の投資家にとって日本に投資するメリットが失われます。
円を保有していても、金利が低いと利益にならないため、多くの円が売却されます。
そして円以外のほかの国々の通貨を買う動きが増えるため、円の価値が下がり円安となります。

2. 円高と円安の違い

円安がどのようにして起こるかを解説しましたが、円安の話題でよく耳にする円高とはどういった状況を指すのでしょうか。
円安は他国の通貨に対して円の価値が下がった状態です。
そして円高とは円安と反対に、他国の通貨に対して円の価値が上がる状態のことを指します。

たとえば過去に1ドル100円だった相場が、1ドル80円になったとします。
円の価値が高いため、今度はドルの価値が下がってしまいました。
100円に交換するには1ドル以上が必要になります。このようにして円の価値が高まった状態が円高です。

円高が経済に与える影響はさまざまです。
円高の場合は輸入品が円安の頃よりも安く手に入るほか、円の価値が高いので、海外旅行の際には円を替えた通貨が増えます。

しかし国や企業からすると輸出による収入が減り、円安の時のような利益を得ることが難しくなります。

また日本銀行などの銀行の金利変更により、円の価値が変わることもあります。
2022年の9月22日に日本は、世界で唯一のマイナス金利の国となりました。

この時投資家は金利が低い日本への投資のメリットがなくなり、投資を控えたことで円安となりました。

海外の中央銀行などはこうした状態に際して、金利を引き上げることで自国の通貨の価値を下げない政策を試みます。
しかし日本銀行は円安になっても対策を講じませんでした。

理由として『経済と財政の両面におけるリスク』を恐れたことが考えられます。
金利が高くなると、企業や個人はお金を借りにくくなります。
すると中小企業などの安定していない企業が、経済成長のための投資を抑えるようになります。

国全体で金利の引き上げを行うことは、多くの企業の経済成長を遅らせ、日本全体の経済が停滞するリスクがあったのです。

このような流れはデフレを深刻化することにも繋がるため、安易に政策を進めることはできなかったのでしょう。

■ 円安と金価格の関係性

円安や円高の特徴や関係性、それぞれのメリットについてお伝えしましたが、円安は貴金属である金にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

(1) 海外からの金の需要が高まる

先述のとおり、円安になると海外の投資家は日本の金が安く買えるようになります。
購入者が増えることは需要が高まることを意味し、金の価格が上昇します。

金を1,500ドルで取引する場合、1ドル100円の時は円に換算して、15万円で日本の金を購入できます。
しかし1ドル120円の時は、12万5,000円で日本の金を安く購入できます。

円安になると海外の投資家にとって日本の金が割安になり、需要が高まるため、金の価格が上昇します。

(2) 輸出業界の好況

円安になることで、日本の輸出品は海外で安くなり、海外の消費者からの需要が増加します。
海外でも人気の日本のメーカーなどは輸出の際に多くの利益を得ることができるでしょう。

これも海外からの金購入と同じで、1ドル100円の時よりも、1ドル120円の時の方が安く輸出できるようになります。

金は長期間にわたり需要が多い実物資産です。
多くの人からの需要が高いからこそ、インフレや通貨の価値低下に対するリスクヘッジとしての需要も多いです。

投資家に限らず将来起こりうる危険や不利益に対し、あらかじめ対策を講じて回避したり、損失を最小限に抑えようとする意識は大切です。

円安になると投資家の避難先として金への投資が増える傾向にあります。
これからの日本国内が円安になるのか、円高になるのか、そしてそれらがいつまで続くかは予測できません。
安定した投資先として、実物資産の金を選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

3. 貴金属の価格は円安で高くなる?

一般的に円安の時に金相場は上昇します。
金以外にも銀やプラチナも同じ貴金属に分類され、投資先として選択できます。
それぞれの貴金属のグラム単位の価格は異なりますが、輸入品であるためどれも為替相場に影響を受けます。

円安は日本から海外へ製品を輸出する企業にとって有利な状況を生み出します。
一方で海外から原材料や製品を輸入する企業にとっては負担が増え、輸入品である貴金属の価格は上昇します。

しかし金をはじめとする貴金属の価格が高くなる理由はそれだけではありません。
円安になると、日本国内の貴金属の価格が低下し、海外の投資家からの需要が増えます。

円安と金の関係性をより深く知るためにも、過去の円安と金相場の関係性について見てみましょう。

■ 過去の円安と金の価格の関係性

為替相場から見て、1982年、1990年、1998年、2002年、2015年、2022年が円安であることがわかりました。
このなかで金相場の急激な変化がみられたのは2015年と2022年でした。

まずは2012年と2015年の金の価格を見てみましょう。
金の価格は田中貴金属を参照しています。

2012年は1オンス約1,670ドル、1グラム約4,300円でした。
2015年は1オンス約1,160ドル、1グラム約4,560円でした。
3年の間に金は約500ドルの価格に低下しましたが、円相場では約200円上昇しています。

2012年、アメリカは景気回復にともない安定資産としての金の需要が減少し、金の価格は下落しました。一方日本では安倍晋三氏が主相に就任し、『アベノミクス』と呼ばれる企業や消費者に向けたマイナス金利の政策を実行しました。

アベノミクスによるマイナス金利により為替は大きく円安へと進みました。
2012年11月までは1ドル70円台でしたが、2015年6月には1ドル125円まで大きく変動しました。

次に2021年から2022年の価格と時代背景を見てみましょう。
2021年は1オンス約1,799ドル、1グラム約6,400円でした。
2022年は1オンス約1,800ドル、1グラム約7,650円でした。

この時期は2012年から2015年の時よりも、ドル、円ともに金相場が上昇していることがわかります。
ドルの金相場の上昇は少ないですが、円の金相場は約1,000円も上昇しています。

2022年3月までの為替相場は、1ドル115円前後で推移していました。
ところがその後急激に円安に向かい、同年4月には1ドル131円台となりました。
さらに10月には1ドル152円近くまで円安が進みます。

1年以内の急速な円安の加速には、コロナによる経済不安やロシアのウクライナ侵攻の影響が大きく関係しています。
しかしこれらの要因は日本に限らず、世界中の経済や輸出入に影響を与えています。

なぜ円の金の価格が高騰したのでしょうか。
理由のひとつに金利政策が挙げられます。

日米の金利差が開いた結果、それぞれの国の投資家間で、円を売りドルを買う動きが強まり円安が急激に進むこととなりました。

また上記ほどの価格の変動はありませんでしたが、1991年に起きた湾岸戦争の際には、米ドルが売りに出されたことによる円安で、金の価格が上昇しました。
しかしその後世界経済が好調に進んだことにより、円高となり金の相場は下落しました。

2001年9月にはアメリカ同時多発テロ事件が発生し、世界中の投資家が安全な資産として金を求めたため、金の価格が上昇しました。
金投資の新たな投資方法として『金ETF』がスタートしたのもこの時期です。
多くの投資家が短期間で金へ投資していたことがわかります。

■ 純金を売るタイミング

同じ円安のタイミングでも、社会情勢などの条件により、金の価格が変動することがわかりました。
2003年の日本の金相場は1グラム約1,400円でしたが、20年後の2023年12月には1グラム約10,610円と大幅に価格が上昇しています。

金は有事の際にも価値のある投資先でありますが、金の価格で利益を得る方法は投資だけではありません。
金が安い時期に買った純金の金製品を、金の価格が高い時に売る。
投資と似ていますが、一般的な売買でも元の価値以上になれば利益となるのです。

では金を売る場合にもっとも良いタイミングはいつでしょうか。
金相場が上昇したタイミングをみると、『円安』と『国際的な情勢不安』が重なった時と言えます。

今後の金の価格を予測することは難しいですが、安定資産としての需要のある金は持っておいて損はありません。
また金以外の貴金属である銀やプラチナも金より価値が低くなりますが、貴金属は安定した需要があるので、実物資産や投資先として選択肢に入れておくと良いでしょう。

4. 金を買うなら相場や為替を確認

金は貴重な資源です。
投資以外に工業用などの目的で用いられ、年々需要は高まっていますが、採掘量は減少しています。
しかし限られた資源だからこそ、採掘量が増えることがない以上、今後も需要だけが増え続けることが予測できます。

金は長期的な視点からすると有利な投資戦略と言えますが、短期的な視点からすると、金相場の急落や反転のリスクを考慮しなければなりません。

短期的に利益を出したい場合は、為替や金利、世界情勢などをチェックし、金の価格が高騰すると予測されるタイミングに買うことがベストです。
また金の種類はインゴットのような実物や、ETFのような実物でない商品までさまざまです。自身の状況に合う金製品や金融商品としての金を選択できます。

投資だけでなく、金貨や金で作られたアクセサリーなども金の価格の影響を受けます。

素材が金であることが重要です。
コレクション目的などであったとしても、購入前に将来の金の価値を考えて判断すると良いでしょう。

意外にも家の中にあった金が、現在の金価格の高騰により大きな利益をもたらすかもしれません。

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