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金を高く売る時の注意点とは? 売却で損をしないコツも同時解説

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現在金が高騰していることはわかっているのに、金を高く売るタイミングがわからないなんて方も多いのではないでしょうか。
反対に金の購入のタイミングをつかめない方もいることでしょう。
有事の金とも言われるほど、金は資産としての需要もある貴金属です。

本記事では、金を高価に買取ってもらえるタイミングや方法について解説します。
金の売買の参考にぜひ一読してみてください。

1. 金は高いときに売るのがベスト

金を売る際のもっとも重要なポイントは、『できるだけ金の価格が高いタイミングで売却する』ことです。
金の価値は経済状況に左右されるため、最新のニュースをチェックし、金の価格が高騰するタイミングを見逃さない動きが求められます。

金を売るうえでまずはじめにすることは、金の価格の相場確認することです。
金の価格は常に変動しています。
そのため現時点での金の価格と数日前の金の価格がまったく異なる場合もあるのです。

例えば数日の間に金の価格が高騰していたからと、現時点の価格を確認せずに売ったとします。しかし売却したときの金の価格は、一日で急落しており非常に低いものでした。
これでは購入額より安い金額で売却してしまうことになります。
売却の価格が低いと、当然のことながら利益も少なくなります。

例え話として挙げていますが実例もあります。
プロの投資家であっても、売却するときの価格を確認せずに売ることは、かなりのリスクと言えるでしょう。

では損をしないタイミングを見計らうために、具体的に何を確認したら良いのでしょうか。
当サイトでは『田中貴金属』の価格推移を参考にしています。

田中貴金属の貴金属の価格の推移は、当サイト以外にも多くのサイトで参考にされています。
あくまで一例ですが、日別の金の価格など、正確で細かなデータで確認できるので、参考にしてみてください。

また相場だけでなく世界の経済状況や株価や為替も見ることで、より正確なリアルタイムの金の価格を知ることができます。

投資のプロは相場だけでなく、世界の経済状況や株価、ドルから円への為替など、幅広い視野で市場を分析します。
そうすることでより高価なタイミングを逃すことなく、利益に繋ぐことができるのです。

2. 金の価格はいつ高くなる?

金の価格が上昇するタイミングにはいくつかの条件があります。ではどういったタイミングで、金の価格が上がるのでしょうか。
実際に金の価格が上昇したときの4つのポイント見てみましょう。

ポイント① 世界情勢が不安定なとき

世界情勢が不安定なとき金の価格は上昇しやすい傾向にあります。
経済への不安が高まると、『安全資産』と言われる金を保有したいと考える人が増えます。

金は紙幣を印刷するように簡単には増やせません。限られた資源であるからこそ、長い間需要が減ることなく、高い価値を維持し続けるようになります。
こうした経済状況に価値が左右されない金は、投資の世界では『安全資産』と呼ばれています。

では次は具体的に、過去の世界情勢が不安定な時期の金の価格の上昇の事例を見てみましょう。

・2008年 リーマンショック 1オンス約872ドル
・2020年 コロナショック 1オンス約1,770ドル
・2022年 ウクライナショック 1オンス約1,800ドル

世界の事例を参考にするため、為替の影響を受けないドルの価格で表示しました。
上記の出来事があった年は、前年よりも金の価格が上昇しています。
こうした緊張感や不安感が高まる出来事が起きたタイミングでは、そうでないときと比べ、資産としての金の需要が高まることがわかります。

ポイント② 円安のとき

世界情勢だけでなく為替も金価格に影響を及ぼします。
金は基本的にドル建てで取引されています。

日本円で金を購入するには、ドルの価格で取引された金を円にかえなくてはいけません。
こうした金額の単位を変える行為を為替と言います。

また円安と円高ではドルに換金する為替の金額が変わってきます。
例えば一個の商品の価格が500ドルだとします。
この価格を円に直すには、1ドル200円の相場と1ドル100円の相場で計算するとそれぞれ100,000円と50,000円になります。

前者は円安と呼ばれ、後者は円高と呼ばれます。
円安のほうが商品の価格が高いことがわかりますね。
つまり円が安ければ安いほどドルにするために大きな額が必要になり、金の価格が上昇します。

ポイント③ 株価が低迷しているとき

世界的な視点でも、日本国内の視点でも、株価の金価格への影響は見過ごせません。
株価は買ったときよりも高い価値を予測し、多くの利益が出せるよう売却する必要があります。そのため投資家の間では株価は『未来も織り込んでいる』と言われています。

そのように言われる株価の価値が急激に下落すると、将来への不安から金を求める動きが活発になります。
ではなぜ株価の価格の低下で金の需要が高まるのでしょうか。
理由はとても簡単で、『金の価値は企業の業績に左右されない』からです。

株券や債券といった有価証券は一晩で急落した事例もあります。
反対に一晩で高騰することもあるので、短期で大きな利益を出しやすいメリットもあります。

しかし有価証券は金のような長期的な需要にともなう安定性はないため、投資家はリスクを減らすために、株式と金の両方へ投資する方法を用います。
これは『分散投資』と言われる方法です。

ポイント①で挙げた世界情勢が不安定だった時期も、金の価格高騰と同時に株価が下落していた年もあります。
このように株価と金の価格は関連性があるため、セットで見たほうが良いでしょう。

ポイント④ 国が金を買い占めようとしたとき

金の価格は世界の需要と供給のバランスによって決まります。
個人で投資などの金を購入する際、数百グラムから、多くても数キログラムの重さで購入するでしょう。
一方で国として金を購入する場合、トン単位で取引が行われます。

金は採掘量が少なく、工業用品のリサイクルなどを行っても需要に追い付かないことが現状です。
人々が必要な金に対して供給が追い付かず、欲しいと考えている人全員に金が行き渡らないことになります。
すると需要と供給のバランスが大きく崩れ、需要が高まったぶん、金の価格も高騰します。

3. 金を買うときに考えることとは?

金の価格が上昇した理由がわかったところで、次は購入する際に抑えるべきポイントを解説します。
売るときに後悔しないためにも、購入時から注意できることも意識してみましょう。

■ 9金?24金?金地金の純度をたしかめる

金を購入した際は、金製品の種類と関係なくすべての品質を念入りに確かめるべきです。
投資用の金地金に限らず、金は純度が高ければ高いほど価値が上昇します。
同じ金額でも純度が異なれば、売却時の利益に差が出てしまいます。

金地金とは投資用の金製品のことを指し、金の延べ棒や金貨などがあります。
主な純度は『24金』『18金』『14金』『10金』『9金』の5種類です。
投資用として用いられることもある24金は、金の含有率が100%であることを示しています。
一方9金は金の含有率が37.5%です。

それではどのようにして金地金の純度を確認するのでしょうか。
すぐに判別できる特徴として『地金の刻印を確認すること』が挙げられます。
例えば純金である24金には『K24』や『24K』、『999.9』や『1000』などの数字や文字が刻印されています。
これが9金となりますと、『K9』や『9K』や『375』といった刻印がされています。

それぞれの数字や記号は純度や金の含有量を示しています。
刻印の意味を先に知っておくだけで、見てすぐに純度を確かめることが可能です。

しかしすべての金地金に刻印があるわけではありません。
また『14K』や『9K』のように『K(カラット)』が後ろについているものは、海外製のものが多く、金の含有率が数字と異なる場合が多いです。
そのため偽物である可能性が高い表記と言われています。

もし購入した金の正確な純度や品質が知りたいのであれば、個人で判断せずに、専門家に依頼したほうが短時間で済むためおすすめです。

■ 購入後の保存状態も価格に影響する

いくら金の純度が高いからといって管理を怠ると、最終的な価値を損なう結果に繋がります。

例えば24金の金貨の管理をおろそかにし、半分以上がさびてしまったものがあるとします。同じ商品、同じ年数が経過したものでも、新品同様の保存状態のものと比べ、錆がある金貨は売った際の価格が低くなってしまいます。

錆だけではありません。金を含めた貴金属は傷や汚れがあるだけで、ないものに比べ価格に大きな差がついてしまいます。
ここで知っていただきたいことは、『金は純度が高いほどやわらかく、傷や錆に弱い』と言う金の特性です。

丁寧に扱ったとしても傷がついてしまいやすい貴金属であることも理解しておきましょう。
いくら高価な時期に売ったとしても、傷があるために価値がゼロになるようなことは避けたいことです。
購入後の保存だけでなく、購入時からこうした傷や汚れを見逃すことがないよう、直接見て確認しましょう。

4. 金を売るときに注意することとは

金の売買ではほかにも注意しなくてはならない点があります。
例えば信頼性のない業者との取引での損失や、多額の金を売ったことで発生する税金を考慮していなかったケースなど。 金の品質や相場以外の要素にも意識を向けないと、損をしてしまう可能性があるので気を付けましょう。

金を売る際には信頼できる業者や店舗を選ぶことも大切です。
なぜならいくら金の価格が高く、品質の良いものであったとしても、売却先によって金の価格も異なるからです。
ではどのような部分が信頼性に繋がるのでしょうか。

① 買取価格の公平性

買取価格の公平性は、消費者が安心して貴金属を売却できる基盤となります。
たしかに金相場は日々変動し、品質や純度によって価格も異なりますが、それでも一定の公平性は必要です。

買取業者によっては独自の評価基準や計算方法を用いて価格を決めているケースもあるので、そういった顧客からは見えない部分まで理解することは難しいでしょう。

しかし事前に金相場や純度などの価格基準に必要な情報を持っておき、なおかつ複数の業者の相見積りをとることで金を適正価格で売却できるようになります。

買取は価格の公平性以外にも注意点があるので解説します。
買取店のほとんどは、金を売る時に必要な物があります。
運転免許証や保険証、パスポートやマイナンバーカードなど身分を証明する書類です。

買取店が本人を確認する理由は、法律で決められていること以外に、もし偽物を買い取ってしまったときに、すぐに警察に情報を渡すためでもあります。

たとえばコピー品や盗品を知らないふりをして売却しようとする人物がいたとします。
こうした人物は極力身分を明かしたくないと考えるでしょう。

そのような場面において、常日頃からしっかりと身分を証明する書類の提示を行っている買取店は、コピー品や盗品を売る側から避けられるようになります。

すると偽物の買い取りを防ぐだけでなく、きちんと対策していることの証明にもなり、売却側からも信頼できます。

また身分証明を求めない買取店は、買い取りの金額を偽る可能性も高いです。
コピー品をわざと売る業者があるように、専門知識のない売却側に嘘の情報を与え、安く買い取るケースもあります。

こうした悪意のある例は極端なものですが、世の中にコピー品が出回っていたり、純金や本物の宝石の買い取り額がかなり安い金額だったという話もあるのです。

専門知識がある買取店が有利であるかのような対応ではなく、売却側の立場も考えた対応ができる買取店は、公平性があると判断できます。

② 取引の透明性

取引の透明性が確保されていることは、取引の全過程が明確で、隠されたコストや手数料が存在しないことを意味します。

前の項目でもありましたが、顧客に明かされない買取業者独自の計算システムの導入があるところは、取引の透明性でも信頼しないほうが良いです。
同じように独自の計算方法があるとしても適切に開示する所もあるので、業者と話をして調べながら慎重に判断しましょう。

③ 顧客サービスの質

顧客サービスの質は口コミなどといった、業者自身で行っているものを見ることで、簡単に確認できます。
金の買取において顧客サービスの高さは取引の信頼性や満足度に結びつきます。

もし買取の知識がまったくない状態だとしても、顧客サービスが充実している店舗や業者は、それだけで高い信頼性があると一目でわかります。

また信頼性の高い店舗や業者は、金の市場価格の動向や売却タイミングの見極め方など、専門的な知識を顧客に伝えていることが多いです。
自分たちの持つ専門的な情報を提供することは、買取に不慣れな顧客の強い信頼にも繋がります。

④ 豊富な買取実績

買取実績が多いところは市場の動向と相場を的確に把握し、適切な価格を提供する能力が高いと言えます。
これは業者が長年にわたって数多くの取引を経験し、その中で培った知識と技術があるからこそです。

また買取実績の豊富さは『経験値が高く対応力がある』とも言い換えられます。
さまざまな状況に対応した経験がある業者は、顧客のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
個人的な要望などもしっかりと聞いて対応してもらえる点は、顧客を最優先に考えた安心できる取引ができると言えるでしょう。

ここで出てきた手数料とは金の売買の際に買取業者に払う料金のことで、金額は業者により異なりますが大まかに10~30%といわれています。
高い手数料が取られる業者を選んでしまうと、金の重さは同じでも手数料が低いところよりも高い金額を支払うことになります。

しかし手数料が高いことが悪いことではありません。
手数料の金額がサービスに反映されている場合もあるので、そのような情報を逃すことのないよう、事前にしっかりと調べておきましょう。

■ 金を売る時の税金はいくらかかる?

また金の税金は売却の利益に対して課されるものなので、税金の計算方法は少々複雑です。
売却価格と購入価格による利益の差が50万円を超えると課税されます。
しかし保有期間が5年を超えると税率が変動するので、計算をするときには気を付けましょう。

例のひとつとして、『国税庁』の記載を参考に7年前に400万円で購入した金を500万円で売却した際の計算をしてみましょう。

500万円(譲渡価格) – 400万円(取得価額) = 100万円(譲渡益)
100万円 – 50万円(特別控除額) × 1/2 = 25万円

このケースでは25万円分を課税対象として、税金を納めることになります。
多少の条件は異なりますが、おおまかな計算は上記のものを覚えておけば問題ないでしょう。

金の売買のタイミングに絶対と言う言葉はありません。
金は世界情勢や為替レート、品質や純度で価格が複雑に変動するからです。
しかし金の価格についてのさまざまな情報を知っておくことで、他者の言葉に流されずに、高値で売り、多くの利益を得られることに繋がります。

金は株価や債券などより、長期間にわたり需要があり価値がある資産です。
売却のことも考慮し、まずは納得のいく金の購入を目指してみましょう。

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