第四次の金貨は東京パラリンピック競技大会記念貨幣

2021年(令和3年)8月24日から9月5日までの13日間、日本の東京都で開催された第16回パラリンピック競技大会。それを記念して、第一次~第四次まで4回に分けて記念硬貨が発行されました。
オリンピックの硬貨と合わせて1万円金貨、1,000円銀貨、500円クラッド貨の全37種類発行されたなかから、金貨をクローズアップ!
全37種類中12種類がパラリンピックの貨幣で、金貨は第四次のラインナップに含まれています。
聖火ランナーが目指すはオリンピックスタジアム
第四次の一万円金貨の表面には、「「聖火ランナー」と「国立競技場」と「心技体」」をデザイン。裏面には「東京2020パラリンピック競技大会エンブレム」がレリーフされています。
トーチを持って力強く走るランナーには、義足や車いすの選手の姿もあり、まさにパラリンピックを表しています。そしてその背景には、開会式や陸上競技などが行われたオリンピックスタジアムこと新国立競技場が。
1枚にオリンピックとパラリンピックを詰め込んだようなデザインが魅力ですね。
なお品位はK24、重量15.6g、直径26mm、発行枚数41,000枚。
そのほかに発行されている第四次のパラリンピック硬貨には「自転車競技」「車いすラグビー」といった競技がありました。