アメリカンイーグル金貨
アメリカンイーグル金貨(Eagle Gold)は、元々アメリカ合衆国政府の発行する10ドル金貨のことを呼んでいましたが、現在では1986年から毎年発行されている地金型金貨名称です。
現在の地金型金貨の主流はK24純金ですが、イーグル金貨はK22(91.67%)です。K22の地金型金貨としては、このアメリカンイーグル金貨の他にクルーガーランド金貨(南アフリカ)、ブリタニア金貨(イギリス)があります。
アメリカンイーグル金貨の種類は1、1/2、1/4、1/10トロイオンスの4種類です。額面は1トロイオンス貨からそれぞれ50、25、10、5ドルです。また収集用にプルーフ加工(鏡面加工)されたものも発行されています。
1oz アメリカンイーグル金貨
本日の買取価格 |
|
---|
名称 | 1oz アメリカンイーグル金貨 |
---|---|
発行国 | アメリカ合衆国 |
鋳造 | アメリカ合衆国政府 |
質量(g) | 33.93 |
直径(mm) | 32.7 |
厚さ(mm) | - |
材質 | 金 |
品位(karat) | K22 |
1oz アメリカンイーグル金貨について
イーグル金貨1オンス50ドル Gold Eagle 本日の買取価格は上記の通りです。 アメリカ合衆国政府発行の地金型金貨。 イーグル金貨は元10ドル金貨の名称。 純度は金0.9167 トロイオンス別は4種類。 1986年から発行開始。 収集型のプルーフ金貨もあり。 表面のデザイナー: Augustus Saint-Gaudens 裏面のデザイナー: Miley Busiek 年銘別発行枚数: 1986年 1,362,650枚 1987年 1,045,500枚 1988年 465,000枚 1989年 415,790枚
1/2oz アメリカンイーグル金貨
本日の買取価格 |
|
---|
名称 | 1/2oz アメリカンイーグル金貨 |
---|---|
発行国 | アメリカ合衆国 |
鋳造 | アメリカ合衆国政府 |
質量(g) | 16.96 |
直径(mm) | 27 |
厚さ(mm) | 2.15 |
材質 | 金 |
品位(karat) | K22 |
1/2oz アメリカンイーグル金貨について
アメリカンイーグル25ドル金貨 1987年 発行枚数: 143,398枚 1988年 発行枚数: 76,528枚 1989年 発行枚数: 44,798枚 表面のデザイナー: Augustus Saint-Gaudens 裏面のデザイナー: Miley Busiek
1/4oz アメリカンイーグル金貨
本日の買取価格 |
|
---|
名称 | 1/4oz アメリカンイーグル金貨 |
---|---|
発行国 | アメリカ合衆国 |
鋳造 | アメリカ合衆国政府 |
質量(g) | 8.48 |
直径(mm) | 22 |
厚さ(mm) | 1.78 |
材質 | 金 |
品位(karat) | K22 |
1/4oz アメリカンイーグル金貨について
アメリカンイーグル10ドル金貨 1/4 oz アメリカン ダブルイーグル金貨 1988年 発行枚数: 98,028枚 1989年 発行枚数: 54,170枚 1990年 発行枚数: 62,674枚 表面のデザイナー: Augustus Saint-Gaudens 裏面のデザイナー: Miley Busiek
1/10oz アメリカンイーグル金貨
本日の買取価格 |
|
---|
名称 | 1/10oz アメリカンイーグル金貨 |
---|---|
発行国 | アメリカ合衆国 |
鋳造 | アメリカ合衆国政府 |
質量(g) | 3.39 |
直径(mm) | 16.5 |
厚さ(mm) | 1.26 |
材質 | 金 |
品位(karat) | K22 |
1/10oz アメリカンイーグル金貨について
アメリカンイーグル5ドル金貨
1988年 発行枚数: 143,881枚
1989年 発行枚数: 84,647枚
1990年 発行枚数: 99,349枚
表面のデザイナー: Augustus Saint Gaudens
裏面のデザイナー: Miley Busiek
イーグル金貨はアメリカ合衆国が1795年から発行している金貨です。1986年以降は地金型金貨として発行されており、通常、イーグル金貨と言えばこのことを指します。
イーグルという用語は、1933年以前の10ドル金貨を呼ぶ際の正式な名称です。
今回は200年以上の歴史を誇るイーグル金貨について解説します。
イーグル金貨の概要
1792年に成立した貨幣法に基づき、イーグル金貨は1795年に誕生しました。実は200年以上の歴史を誇る金貨なのです。この時は貨幣として発行され、額面は5ドルと10ドルでした。現在に至るまで、細かいマイナーチェンジを繰り返しながら発行が継続されてきました
地金型金貨としてのイーグル金貨は、1986年に発行されました。地金型金貨は24金が主流ですが、イーグル金貨は22金です。22金の特徴は、純金よりも傷つきにくく、保管がしやすいことです。22金の金貨としては、クルーガーランド金貨(南アフリカ)やブリタニア金貨(イギリス)などがあります。
イーグル金貨は重さと額面で4種類に分けられます。大きい順に、1、1/2、1/4、1/10オンスで、額面は50、25、10、5ドルとなっております。また、プルーフ加工が施されたイーグル金貨もあります。
イーグル金貨の歴史
イーグル金貨は、1792年の貨幣法に基づき、22金で発行されました。1795年から1804年まで、ターバンヘッドタイプのイーグル金貨が生産開始。その後1834年の貨幣法では、金の融解・国外流出が相次いだ影響で金の量目・品位がともに減少しました。
1837年には量目をそのままにして品位を少し上げたリバティヘッドタイプ(1838~1907)と、インディアンヘッドタイプ(1908~1933)のイーグル金貨が発行。
1849年からは、ダブルイーグル金貨(20ドル)の生産も開始されました。
しかし1933年にはルーズベルト大統領が民間の金保有を制限。市民から金貨を強制的に買いあげたのです。そのため、1933年銘の金貨は存在しないことになっています。
ですが1933年銘のイーグル金貨が2021年にオークションに出品され、1877万ドル(約20億円)で落札されました!
残存枚数によっては付加価値が付く可能性があるので、イーグル金貨をお持ちの方は、一度専門家に見てもらうことをおすすめします。
イーグル金貨のデザイン
イーグル金貨には、白頭鷲と自由の女神が描かれています。白頭鷲はアメリカ合衆国の国権を示す象徴です。
鷲は二羽いて、一羽はオリーブの枝を掴んで羽を広げており、もう一羽はオリーブの枝で作った巣に止まっています。
1986年以降に発行された地金型のイーグル金貨は、すべてこのデザインとなっています。
イーグル金貨とリバティ金貨の違い
アメリカの有名な金貨としてリバティ金貨があります。
リバティ金貨は、「リバティヘッドタイプのイーグル金貨」のことです。厳密にいえばふたつともイーグル金貨なのですが、「イーグル金貨」と呼ぶ際に示すものは、1986年以降に製造された地金型のイーグル金貨です。そのため、「リバティ金貨」と「イーグル金貨」という異なる金貨ですが、自由の女神や鷲などの、デザイン面での共通点があるのです。
両者を混同する人も多いので、イーグル金貨とリバティ金貨の違いをご説明します。
デザインの面では、イーグル金貨の自由の女神は正面を向いているのに対し、リバティ金貨は横を向いています。さらに、2つの金貨では額面も異なり、リバティ金貨は高い順に20ドル、10ドル、5ドル、2.5ドルの4種類となっております。
アンティークコインとしてのイーグル金貨
1986年より前に発行されたイーグル金貨にはアンティークコインとしてプレミアがつく可能性があります。
1枚のコインで、数十万円~数百万円を超えるものまであるのです。
先ほども述べましたが、1933年銘のイーグル金貨は1枚しか存在せず、アメリカのオークションで約20億円という高額な金額で落札されました。こちらは金貨において史上最高の落札額を記録しています。
まとめ
イーグル金貨は200年以上の歴史を誇る金貨です。かつては貨幣として発行されており、この時代のイーグル金貨には額面以上の価値があるかもしれません。
1986年以降のイーグル金貨は地金型金貨として流通しています。今は地金価値が40年ぶりに高騰していますので地金型金貨の売り時です。金貨買取本舗の買取価格を他店と比べて下さい。
1795年の発行から、細かい変化を繰り返しながらイーグル金貨の発行は続けられました。鷲と自由の女神がデザインされており、まさにアメリカを象徴する金貨となっております。
イーグル金貨をお持ちの方は、ぜひ一度専門店の鑑定士に見せることをおススメします。
というのも、イーグル金貨は歴史が長くバリエーションも豊富なため、知識がないと真贋を見極めるのは難しいからです。
鷲が描かれていればイーグル金貨の可能性があるので、ぜひ金貨買取本舗までお持ちください。
あっと驚く査定額が飛び出す可能性もありますよ。
高く売るには「グレーディング」がおすすめ
せっかく手に入れたイーグル金貨があるなら、少しでも高く売りたいと思いますよね。
そのようなときは、手元の金貨を国際的鑑定機関でグレーディングしてもらいましょう。
グレーディングすると数万円アップの可能性も!
コイングレーディングの仕組みとメリットを深堀り!詳しい記事はこちら>>
地金型金貨買取は金貨・コイン買取専門店の金貨買取本舗へ
金貨買取本舗は金貨や記念金貨、海外のコインやプレミア金貨も積極的にお買取りをしています。またコインや金貨専門店であり、日本や海外に幅広い販路と金貨やコインに精通した査定員が常駐していますので、買取に特化しており価格にも反映されています。
そして、地金型金貨は安定資産として人気がありますが、地金価値+プレミアムで市場価格が決まるといって過言ではないため地金価値が高いときほど売却価値が高くなります。
今は地金価値が40年ぶりに高騰していますので地金型金貨の売却をおすすめします。金貨買取本舗の買取価格を他店と比べて下さい。