2003年2月1日~2月8日の8日間にわたって、青森県で行われた第5回アジア冬季競技大会。
その開催を記念して、「第5回アジア冬季競技大会記念1,000円銀貨」が2003年1月22日に発行されました。
ここでは、この銀貨と冬季競技大会にスポットを当てて紹介していきたいと思います。

3個の赤いリンゴが目印の銀貨!
第5回アジア冬季競技大会記念1,000円銀貨は、日本で初めてのカラーコインになります。
表面のスキーとスケートをする選手には色がついておらず、銀に図柄が刻まれているのですが、裏面の大会のシンボルマークとリンゴには色がついています。
3つのリンゴの鮮やかな赤が地色の銀に生えてとても印象的です。
ちなみに使われている色は、白色、青色、赤色及び濃い赤色の4色。
銀貨の品位はSV1,000、重量31.1g、直径40mm、発行枚数5万枚になります。造幣局からは6,000円で販売されましたが、現在ではプレミアがついてそれ以上の価格で取引きされています。
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青森県で初の総合国際スポーツ競技大会
アジアオリンピック評議会主催のもと行われた第5回アジア冬季競技大会は、アジア29ヵ国の地域から1,016名の選手、役員が参加し、北朝鮮も13年ぶりに出場を果たしました。
と、ここでそもそもなぜアジア冬季競技大会が開かれるようになったのでしょうか?
それをまず紐解いていきましょう。
冬季競技大会がまだできる前、1951年にインドのニューデリーで第1回夏季競技大会が行われました。
以後、原則4年ごとのオリンピックの中間年に開催され、1998年タイのバンコクで開催された第13回大会まで順調に発展し、アジアのスポーツ振興と交流の拡大に大きく貢献するなど、アジアのオリンピックと言われるまでになりました。
そんななか、1982年に日本オリンピック委員会(JOC)からアジア夏季競技大会の成功を受けて、「アジア地域の冬季スポーツの発展のために、冬季スポーツ総合競技大会を開催してはどうか」と提唱があったのです。
こうして第1回アジア冬季競技大会が札幌で行われることとなりました。
それから回を重ねるごとに参加国も増え、順調に規模を広げ今回の5回目に至ったのです。
実施された競技はスキー、スケート、アイスホッケー、バイアスロン、カーリングの5競技51種目。観戦には当初見込みだった6万人を大きく超える、約9万4千人が会場を訪れたといいます。
なお、日本は開催国で参加人数は154人と一番多く、メダル獲得数も51種目中金24、銀23、銅20、計67個を占めました。
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アジア冬季競技大会記念1,000円銀貨についてお話をしましたが如何でしたでしょうか?記念銀貨の詳細は下記となります。
アジア冬季競技大会記念1,000円銀貨―
名称 |
アジア冬季競技大会記念1,000円銀貨 |
発行国 |
日本 |
鋳造 |
造幣局 |
質量(g) |
31.1g |
直径(mm) |
40mm |
厚さ(mm)
| - |
材質 |
銀 |
品位(karat) |
Sv1000 |
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