金貨の豆知識の一覧
- 10万円金貨 偽物の見分け方
日本造幣局発行の天皇陛下御即位記念10万円金貨は、その額面10万円という高額な金貨であるため、残念ながら偽物も存在します。この10万円金貨は質量30グラムの純金製ですので、まずは金の品位を調べれば本物か否かは判明します。金貨本体を手に取ることが可能であれば調べがつきますが、10万円金貨がブリスターパック入りの購入時の状態を保たれている場合は、むやみやたらに取り出すと逆にその金貨価値を損なうことになります。この場合はブリスターパックとその中に見える金貨の形態から真贋することになります。
- プレミアム金貨のプレミアムとは?
プレミアム金貨のプレミアムとは「付加価値」をのことです。 地金型金貨のプレミアムは、 製造費などの諸経費を額面以上に上乗せした金額、付加価値を指します。
- 世界のプラチナコイン
金や銀は比較的、世界の至る所で産出されていますが、プラチナの採掘は非常に少なく限られた場所のみです。これがプラチナの希少価値を上げる一因と言えます。年間採掘量は金の1/20ほどで、ここまでの総採掘量に至っては金の1/50とのことです。その上、希少性を高める理由にあげられるのは、プラチナの融点はもっとも高く、加工が難しい金属ということもあるようです。
1997年以降、収集家の間で最も注目されたプラチナコインはアメリカのプラチナイーグルコインです。 2008年、プラチナコインの販売量が急激に増加し、アメリカのプラチナイーグルコインは、 十分な材料と在庫の確保が難しくなり、プラチナイーグルコイン1オンスの発行が一時中止となりました。 そののちから現在に至るまでこのプラチナコインを在庫している貴金属店は日本中を探してもどこにもないと言われています。 これは日本だけではなく、アメリカ国内でも同じ状況のようです。
- 世界の金貨起源
日本では金貨というとまず浮かぶのが様々な大判小判。江戸時代に特に多く発行された小判は、現在でも古銭として高い価値を持って取引されています。では金貨は、一体いつから使われていたのでしょうか?古く歴史を紐解くと、純度と重量が保証された実用的な金貨が世に登場したのはBC600年、古代ギリシャのリュディア王国アリュアッテス王の時代で、世界で最初の通貨型金貨だと言われています。
- 大判金と小判金
- 18金、K18、18Kの違い
海外で鋳造、製造された金製品、アクセサリーの刻印にはK18、18Kが存在します。 実はアジアで製造されたK18、18Kには、18金と比べて品位の低い金が多く出回っていると言われています。 18Kの刻印がある貴金属であっても、実際には9K程の金しか含まれていないものも存在します。 全てのアジア各国の貴金属の刻印が間違えているというわけではありませんが、注意は必要です。