ナポレオン3世 世界に一つだけの試作金貨

地金型金貨の先駆けのコインの試作。ナポレオン3世 試作金貨

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今回はナポレオン3世の試作金貨、なんと450万円、約12gの金貨が高くなる理由は果たしてどこにあるのでしょうか？

■ナポレオン3世 試作金貨

• 買い取り参考価格　4,500,000円
• 発行年：1853年
• 発行：フランス
• 重量：約11.35g
• 品位：金900/1000
• 発行年：1853年
• 鑑定機関：PCGS
• 鑑定結果：SP（試作品Essai-Epreuve)

こちらはフランス帝国のナポレオン未発見未公開。世界中で一個しか存在していない幻の中の幻の金貨です！
ナポレオン金貨とは、19世紀初め～20世紀初めまでフランスつくられ、浸透した金貨のことです。
狭い意味ですと、1852年～1870年に発行された、ナポレオン3世の肖像を描いた20フランの金貨の事をそう呼びますが、日本では、そのまま「ナポレオン」と呼んでしまうとナポレオン1世のことを意味するので、ナポレオン金貨も、ナポレオン1世の肖像を描いたものではないかと、よく誤解されてしまいます。
極めて多量に鋳造され、数多く残っているので希少価値自体はあまりなく、金地金価格と差異がない価格で取引されます。投資の対象としても使用されてきたので、地金型金貨の先駆けとも言えます。

こでは、なぜこちらはこんなにも高値がつくのでしょうか。
それはコイングレード鑑定機関PCGS社から受けた鑑定は、なんとSP Specimen(試作品Essai-Epreuve)。 刻印師である、Barre師がご自分のために作ったか、もしくは流通時に紹介するために作った最高に素晴らしい試作品（Essai-Epreuve）だからです。
試作品ですので、こちらの一個限り。1853年から、同刻印師Barre氏の(フランス国内で最も高く評価された)1-5-10センティム銅貨(5センティム銅貨は5gr, 25ミリ)の正式流通がスタートしましたが、フランスや外国のコイン目録でも、こちらの金で製作されている金貨の発表や表示がどこにもなく、未発見だったものであり、幻ともいえる金貨幣です。

重量は11.35gと、堂々たる大きめのサイズ。 そのナポレオン3世の肖像と相まって、堂々とした、風格ある赴きは見る人を虜にしてしまうほどなんだとか。
フランス国内でもこのコインが実在しているのも知られていません。 持つ時間が長ければ長いほど価格が高騰していくような、そんな価値のある逸品です。

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2018年6月2日