ドル安、ユーロ高でゴールド上昇〜金相場データー6月8日〜

2018年6月7日・8日は欧州中央銀行や米連邦公開市場委員会の動向などや来る米朝首脳会談への意識など世界の情勢や政治経済に円相場や為替、金相場などに影響をうけました

金上昇、プラチナ下落　6/07/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

ニューヨークドル貴金属市場のゴールドは上がりました。外為市場でのドル安、ユーロ高を受けゴールドは上がりました。 欧州中央銀行（ECB）当局者らのタカ派的発言を受けて、ユーロが対ドルで上がりゴールドは買われ1307.80ドルまでがりました。5月15日以来の高値圏に浮上した。しかし、本日発表された米週間新規失業保険申請件数が良好な内容となり、アメリカの利上げペース加速観測が再燃したため、終盤にかけ上げ幅を縮小して引けました。また、プラチナは下がりました。引き続き材料のないなか、朝方は堅調に推移したが終盤にかけ、ゴールドの軟調に連動し売られ下がり引ました。

金下落、プラチナ上昇。　6/08/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

ニューヨークドル貴金属市場のゴールドは下がりました。主要米経済指標の発表がないなか小動きに推移。市場関係者の間では、先進7カ国（G7）首脳会議の結果を待ちたいとの思惑も強く、積極的な商いが見送られる展開が続くなか、終日小動きに推移し前日比ほぼ変わらずの小幅安で引けました。来週に米朝首脳会談のほか、米連邦公開市場委員会（FOMC）、欧州中央銀行（ECB）理事会、日銀金融政策決定会合と重要イベントが控えていることも様子見ムードを強めた。また、プラチナは上がりました。新規材料のないなか小口の安値拾いの買いで上がりました。ただ、商いは薄く低調でした。

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2018年6月12日