対ユーロでのドル高基調が一服、金が下落しプラチナが上昇。

こんにちは金貨買取本舗です。金や貴金属、プラチナや銀などの価格変動に関係する世界の経済の動きと流れをピックアップしてお届けしております。

金、プラチナ上昇。　7/11/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

ニューヨークドル貴金属市場のゴールドは下がりました。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は下がりました。トランプ米政権は10日、中国から輸入する2000億ドル相当の製品に10％の関税を上乗せする追加制裁の手続きを開始すると発表しました。中国も報復措置を表明したことで、米中間の「貿易戦争」が本格化するのではないかとの懸念が広がりました。この流れを受け外為市場でドルが逃避的役割として買われた。その反動でゴールドに売りが広がった。加えて貿易摩擦により中国経済景気減少懸念による金需要が減少するとの思惑も売られる要因となった。また、プラチナは下がりました。ゴールドの値動きに連動した他、アメリカ株価減少懸念から軟調に推移しました。

金下落、プラチナ上昇。　7/12/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

ニューヨークドル貴金属市場の金は上がりました。外為市場でのユーロ高、ドル安を受けゴールドは上がりました。最近の売られ過ぎによる安値拾い買いに加え、対ユーロでのドル高基調が一服していることから、ドル建てのゴールドの割安感が広がり反発しました。ただ、世界的に株価が堅調となっていることで、投資家のリスク回避姿勢が後退した他、米連邦準備制度理事か（FRB)の利上げ観測懸念から、安全資産として買われていたゴールドを売る動きも見られ終盤にかけ上げ幅は限定的となった。また、プラチナは上がりました。ゴールド金の上昇に連動し買われた他、アメリカの株価上昇に好感し買われた。

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2018年7月13日