ニューヨーク貴金属市場と景気の流れ

アメリカ、インドのゴールドの需要が落ち込むとの見方から売り物が先行しました。ゴールド、プラチナともに下がりました。

金、プラチナ下落。　7/16/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

週明けニューヨーク貴金属市場のゴールドは下がりました。米連邦準備制度理事会（FRB)による利上げ加速感からゴールドは下がりました。前週にインドの6月の金輸入量減少が報じられたほか、本日発表された中国の4-6月期国内総生産（GDP）伸び率が前期から鈍化し、世界的な消費 国、2ヶ国の金需要が落ち込むとの見方から売り物が先行。取引終盤にかけて外為市場でドルが対ユーロで幾分軟化したため、買戻しも見受けられたが、昨年7月以来、1年ぶりの1240ドル割れとなった。市場関係者の間では「米連邦準備制度理事会（FRB）による9月追加利上げ観測が足枷になっている」との指摘が聞かれた。また、プラチナは下がりました。ゴールドの軟調に連動し売られた。

NY貴金属＝金、プラチナ下落。　7/17/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

ニューヨーク貴金属市場のゴールドは下がりました。外為市場でのドル高、ユーロ安進行や米利上げ継続見通しを受けゴールドは軟調に推移。パウエル議長が議会証言で米経済に楽観的な見通しを示し「段階的な利上げの継続が最善」と述べたことで、9月の連邦公開市場委員会（FOMC）での追加利上げ観測が強まったほか、アメリカ経済が堅調に推移すれば12月にも利上げが実施されるとの思惑も浮上。これを受けゴールドは売られ、一時1225.90ドルまで下落、昨年7月以来、1年ぶりの安値を付けた。また、プラチナは下がりました。ゴールドの下落に連動した。

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2018年7月18日