アメリカ雇用統計とプラチナ、金相場への影響

プラチナは引き続き上昇、アメリカの雇用統計の発表で景気拡大のため雇用に対する安心感が高まりゴールドは下がりました

金、プラチナ上昇。　7/5/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

休場明けニューヨーク貴金属市場のゴールドは上がりました。外為市場でのドル安、ユーロ高を受け金は上がりました。米中貿易摩擦により、米国と中国が6日にそれぞれ追加関税を課す制裁措置を発動する見込みであり、こうした背景から貿易戦争突入への警戒感が根強いことから、安全資産とされる金は買われた。ただ、取引終了後に公表されたFOMC議事要旨に特に目立った内容が見当たらず、緩やかに利上げが継続する方針が示されたと受け止められ上げ幅は限定的となった。また、プラチナは下がりました。新規材料もなく、米中貿易摩擦による景気減速懸念によるプラチナ需要が減少するとの思惑が相場を押し下げました。

金下落、プラチナ上昇。　7/6/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

週末ニューヨーク貴金属市場のゴールドは下がりました。米雇用統計を受け金は軟調に推移しました。米労働省が本日発表した6月の雇用統計で、景気動向を反映するとされる非農業部門就業者数が予想を上回る増加幅となったほか、好調の目安となる20万人増も2カ月連続で上回り、景気拡大を背景とした雇用の底堅さが改めて示された。これを受けて安全資産とされるゴールドの魅力が低下した。ただ、米中貿易摩擦への懸念が根強いことから下げ幅はとに好感し買われました。

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2018年7月9日