金インゴットに関する豆知識

今回は、金インゴットについての豆知識を投稿します。

インゴットIngot

まずはじめにインゴットIngotとは、何かに鋳造、加工する前の金属の塊です。純粋な金属を一定の形状と重さに貯蔵しやすいように整えたものがインゴットです。

ゴールドバーGold bar

日本で金インゴットといえば、金の延べ棒、つまり純金製のレンガのような形のものを思い浮かべる方が多いと思います。海外では、金の延べ棒をゴールドバーと呼ぶことが多いようです。そしてそのゴールドバーはゴールドブリオンやゴールドインゴットとも呼ばれています。

ゴールドバーの種類

大きなサイズのゴールドバーは溶解によりインゴットと呼ばれる形に鋳造され、小さいサイズのゴールドはゴールドシートロールに鋳造されるようです。金取引の中心となる銀行と販売元間の通常取引に使われる標準サイズのゴールドバーは400トロイオンス、12.4Kg (438.9 ounces)のグッドデリバリーバーです。この12キロ以上ある金の塊よりも通常知られているものがキロバーと呼ばれ、重さ1000グラム(32.15 troy ounces)のグッドデリバリーバーです。こちらの方がより扱いやすいサイズのため銀行と販売元間の小さい取引に使われたり、一般的投資用として出回っているグッドデリバリーバーです。実は殆どのキロバーは平たい形状ですが、特にヨーロッパの投資家たちはレンガのような形状のグッドデリバリーバーを好むそうです。

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2016年7月1日