天啓通宝　背十一両密 貨幣価値

こんにちは。金貨買取本舗では、金貨のみならず、中国古銭も高価買取しています。今回は数ある中国古銭のなかから天啓通宝　背十一両密の価値について少しご説明いたします。

天啓元年(1621年)より鋳造された中国貨幣

明朝中期、天啓元年(1621年)より鋳造された中国貨幣です。両は明朝での基本的な単位でした。1/10を銭、更にその1/10を分としていました。この時代、通貨は銀が地位を確立していたため、この天啓通宝のような銅銭の価値は下落していました。鋳造は継続されていましたが利用的には、輸出用となり海外へ流れることが多くなりました。

主に海外貿易用通貨として出回る

江戸時代の日本では寛永通宝と同時期にあたります。16世紀以降、海外との貿易が盛でしたので日明貿易(勘合貿易)、倭寇などを通じ、この天啓通宝が日本に持ち込まれたようです。 天啓通宝の形態には厚いものや薄いもの、文字の種類が異なる物など、様々な種類があり、裏刻印などでもその価値が大きく変わってきます。

天啓通宝　背十一両密　表面

天啓通宝　背十一両密　裏面
こちらの中国古銭画像は参考画像です。

天啓通宝　背十一両密の買取価格はコチラをご覧ください。

鑑定書の有無により、その価値が変わります。NGC、PCGSなどのグレード鑑定付金貨、貨幣や古銭、大判小判、などその付加価値から質量以上の価値がある金貨や貨幣もしっかり査定します。また、鑑定書が無い場合でも金貨買取本舗まで買取価格をお問い合わせください。査定は無料です。

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2018年2月10日