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記念硬貨は換金できる?使える?|現金に変える方法と価値がある記念硬貨一覧

自宅の整理中に、古い記念硬貨が出てきた。

「これって今でも使えるの?」「現金に換金できるの?」「もしかして価値がある?」このような疑問を持つ方は少なくありません。

記念硬貨は、見た目が特別なため使いづらい印象がありますが、実は今でも正式なお金として使えるものです。

ただし、自動販売機で使えなかったり、店舗によっては受け取りを断られたりするケースもあり、現実的には何らかの形で現行の現金に換える方が安心です。

本記事では、

  • 記念硬貨は今でも使えるのか
  • 記念硬貨を現金に換金する方法
  • 価値が高くなりやすい記念硬貨の種類

について、買取店の立場からわかりやすく解説します。

【結論】記念硬貨の換金方法は3つ

結論から言うと、記念硬貨を現金に換える方法は大きく分けて3つあります。

  • 銀行で通常の貨幣に交換・入金する方法
  • フリマアプリやオークションサイトで売却する方法
  • 金貨などを買取店で売却する方法

それぞれにメリット・デメリットがあるため、記念硬貨の種類や「早く現金化したいのか」「少しでも高くしたいのか」といった目的に応じて選ぶことが重要です。

1.銀行で通常の貨幣に交換・入金する方法

もっとも安全で確実なのが、銀行の窓口で記念硬貨を通常の貨幣に交換、または口座へ入金する方法です。記念硬貨は法律上の貨幣であるため、原則として額面通りの価値で対応してもらえます。

特に以下のような記念硬貨は、銀行での交換が適しています。

  • 500円記念硬貨
  • 1,000円銀貨
  • 5,000円銀貨
  • 発行枚数が多く、プレミア性が低いもの

銀行を利用する最大のメリットは、手数料がかからず、確実に額面通り現金化できる点です。一方で、額面以上の価値がある記念硬貨であっても、銀行ではプレミア分は評価されません。

2.フリマアプリやオークションサイトで売却する方法

近年では、フリマアプリやオークションサイトを利用して、記念硬貨を個人間で売却する方法もあります。

人気のある記念硬貨や状態の良いものは、額面以上の価格で取引されるケースもあります。

この方法のメリットは、

  • 市場価格に近い金額で売れる可能性がある
  • プレミア価値が反映されやすい

といった点です。

ただし、以下のような注意点もあります。

  • 出品・発送・購入者対応の手間がかかる
  • 手数料が差し引かれる
  • 真贋や状態に関するトラブルが起きやすい
  • 金貨や高額硬貨の場合、取引に不安を感じる人も多い

特に高額な金貨の場合は、個人間取引にリスクが伴うことを理解しておく必要があります。

3.買取店で売却する方法

金貨の場合、銀行で額面通りに交換するよりも、買取店で売却したほうが高くなるケースが多いのが実情です。これは、金貨が「お金」としてではなく、金そのものの価値で評価されるためです。

たとえば、天皇陛下御在位60年記念10万円金貨や天皇陛下御即位記念10万円金貨といった金貨は、金相場の状況によっては額面を大きく上回る価格がつくこともあります。

実際に2025年9月以降の金相場は1gあたり2万円を超え、純金20gの天皇陛下御在位60年記念10万円金貨や純金30gの天皇陛下御即位記念10万円金貨などは、額面の10万円の4倍~6倍程度の価格で取引されているケースもあります。

このような金貨については、銀行で額面通りに交換してしまう前に、買取店で一度価値を確認することで、より有利に現金化できる可能性があります。

一方で、銀貨や500円記念硬貨については、金貨とは考え方が異なります。

発行枚数が少ないものや保存状態が非常に良いものなど、条件次第ではプレミア価値がつくケースもありますが、実際には多くの銀貨や500円記念硬貨には、大きなプレミアがつかないのが現実です。

それでも、これらの記念硬貨が無価値になるわけではなく、1,000円銀貨であれば1,000円、500円記念硬貨であれば500円というように、額面分の価値は必ず保証されています。

そのため、買取店によっては、銀貨や500円記念硬貨を両替品として換金対応してくれる場合もあります。

ただし、この場合は両替手数料が差し引かれることが多く、結果として銀行で交換や入金を行うよりも、受け取れる金額が少なくなるケースが一般的です。

少しでも高く、無駄なく現金化したいのであれば、プレミアがつきにくい銀貨や500円記念硬貨については、銀行での両替や入金を選ぶほうが合理的といえるでしょう。

一方で、金貨やプレミア価値が期待できる記念硬貨については、銀行で交換する前に、買取店で価値を確認してから判断するという方法が安心です。

当店で両替品となる記念硬貨の一覧はこちらをご覧ください。

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記念硬貨とは?記念メダルとの違い

記念硬貨とは、オリンピックや皇室行事など、特定の出来事を記念して国が発行した正式な貨幣のことを指します。

500円硬貨や100円硬貨と同様に、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」に基づいて発行されており、現在でも法的には通常の貨幣と同じ扱いを受けます。

一方、記念メダルは見た目が似ている場合があるものの、貨幣ではありません。金や銀で作られていることもありますが、あくまで記念品であり、支払いなどに使用することはできません。

純金や純銀などの貴金属で作られたメダルや、コレクター需要の高い記念メダルについては、買取店で買取対象となるケースがあります。

ただし、記念メダルは貨幣ではないため、銀行に持ち込んでも現金への両替や入金はできない点には注意が必要です。

記念硬貨はそのまま使える?注意点も解説

過去に発行された記念硬貨について、財務省は次のように回答しています。

記念貨幣は、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」において、貨幣として定められているため、全て通常の貨幣と同じように使用することができます。

ただし、素材や大きさが異なるため、自動販売機などでは使えないことがあります。

使用する場合には、銀行などの金融機関の窓口で通常の貨幣と引き換えて下さい。

つまり、10万円金貨や5,000円銀貨であっても、法律上は通常のお金と同じように使うことが可能です。

ただし実際には、

  • 高額な硬貨は店舗側が敬遠する
  • 自動販売機やセルフレジでは使用不可
  • お釣りの関係で断られる

といったケースも少なくありません。

そのため、現実的には銀行などで通常の貨幣に交換する、または現金化する方法が選ばれています。

「換金」とはどういう意味?記念硬貨の場合の考え方

一般的に「換金」とは、価値のあるものを現金に変えることを指します。

この意味では、記念硬貨はもともと貨幣であるため、厳密には「換金」という言葉は少し当てはまらないとも言えます。

しかし、記念硬貨は「そのまま使いにくい」「現行の紙幣や硬貨に変えたほうが便利」という事情があるため、本記事では 「記念硬貨を現行の現金に変える行為」全般を換金と表現しています。

銀行に持っていく前に!高額買取が期待できる記念硬貨一覧

記念硬貨の多くは額面通りの価値で扱われますが、中には額面価値を上回る高額買取が期待できるものも存在します。

こうした記念硬貨に共通する特徴としては、金を素材として使用していることや、発行枚数が少ないこと、また当時の販売条件などから入手が難しかったといった希少性の高さが挙げられます。

これらの記念硬貨を銀行に持ち込んでしまうと、プレミア価値は考慮されず、額面通りの扱いとなってしまいます。

そのため、以下のような記念硬貨をお持ちの場合は、一度価値を確認することが重要です。

記念金貨

天皇陛下御在位60年記念10万円金貨

昭和天皇の御在位60年を記念して発行された金貨で、純金製かつ重量が20gあることから、金相場の影響を強く受けます。

発行枚数は比較的多いものの、金価格の上昇により、現在では額面を大きく上回る評価がつくケースが多い代表的な記念金貨です。

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天皇陛下御即位記念10万円金貨

天皇陛下の御即位を記念して発行された金貨で、純金製という点は御在位60年記念金貨と共通していますが、こちらは重量が30gあり、近年の相場価格は50万円前後という高額で取引されています。

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皇太子殿下御成婚記念5万円金貨

皇太子殿下(現・上皇陛下)の御成婚を記念して発行された金貨です。10万円金貨と比べると額面は低いものの、金としての価値に加え、皇室関連記念貨幣としての人気もあり、買取需要の高い金貨です。

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長野オリンピック冬季競技大会記念1万円金貨

1998年に開催された長野オリンピックを記念して発行された金貨です。オリンピック記念というテーマ性に加え、純金製であることから、コレクター需要と素材価値の両面で評価されやすい硬貨のひとつです。

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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念金貨

東京2020大会を記念して発行された金貨で、比較的新しい記念貨幣です。発行枚数や種類が複数あるものの、純金製である点は共通しており、安定して買取需要があります。

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記念銀貨

新幹線鉄道開業50周年記念千円銀貨

新幹線鉄道の開業50周年を記念して発行された記念銀貨で、発行枚数は5万枚と比較的少なく、当時も入手が難しかったことで知られています。

その希少性の高さから、一般的な1,000円銀貨と比べて、高値がつきやすい銀貨のひとつとされています。

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記念硬貨を換金・売却する前に知っておきたい注意点

最後に記念硬貨を買取店に換金・売却する前に知っておきたい注意事項について解説します。

自己判断で磨かない

記念硬貨は、保存状態によって評価が大きく変わることがあります。表面に傷や汚れがあると、プレミア価値が下がってしまう場合もあるため、取り扱いには注意が必要です。

特に、汚れが気になるからといって自己判断で磨いてしまうと、かえって細かな傷がついてしまい、評価を下げてしまう恐れがあります。見た目をきれいにしようとせず、できるだけ購入時や保管時の状態のまま扱うことが大切です。

付属品もなるべくそろえて持参する

記念硬貨を持ち込む際は、ケースや外箱、保証書などの付属品があれば、できる限り一緒に持参することをおすすめします。

これらの付属品がそろっていることで、「大切に保管されてきた硬貨」であると判断されやすく、査定時の評価につながるケースもあります。

硬貨買取の実績がある店舗を選ぶ

記念硬貨の価値は、一般的な金の知識だけでなく、硬貨としての希少性やプレミア性を正しく判断できるかどうかも重要です。

そのため、換金や売却を検討する際は、記念硬貨や金貨の買取実績が豊富な専門店に相談することで、より納得のいく判断がしやすくなります。

売却を前提としない査定や相談を活用すれば、現在の価値を知ったうえで落ち着いて検討することができるでしょう。

まとめ|記念硬貨は目的に応じて換金方法を選ぼう

記念硬貨は、今でも法律上は使用できる正式なお金です。ただし、実際には自動販売機で使えなかったり、店舗によっては受け取りを断られたりすることもあるため、現行の現金に換える方法を選ぶ方が現実的と言えるでしょう。

プレミア価値がつきにくい銀貨や白銅貨については、額面分の価値が保証されているため、銀行で通常の貨幣に交換したり、口座へ入金したりする方法がもっとも無駄のない選択です。

一方で、金貨については、額面ではなく金そのものの価値で評価されるため、銀行で交換してしまうよりも、買取店で売却したほうが高く現金化できるケースが多く見られます。

「この金貨は売ったほうがいいのか、それとも銀行に持っていくべきか」と迷った場合は、金貨の取り扱い実績が豊富な専門店で現在の価値を一度確認してから判断すると、後悔のない選択につながりやすくなります。

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