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2014年10月21日
オランダ 1ダカット金貨 買取価格
4ダカット金貨 買取価格
ダカット金貨及び硬貨はいろいろな国で発行され、その為たくさんの種類が存在します。下記にダカット金貨の起源とその種類についてまとめました。
【ダカット金貨の起源】 14世紀の間に西ヨーロッパで国際貿易で使われていた通貨はフローリン(Florin)からダカット(Ducat)へ移り変わっていきました。ダカット通貨はドゥカートとも呼ばれ、ヴェネツィア共和国が鋳造したドゥカート金貨はイスラム世界へ浸透したといわれています。現在の通貨と異なり、この当時は金本位制であったため、金貨を溶かして出来る金の量がその通貨の価値を表しています。金貨がはじめて鋳造された1284年からヴェネツィア共和国が滅亡する1784年までの500年もの間、デザインと金の純度は殆ど変化していません。
ヴェネツィア共和国ドゥカート金貨は、直径約2cm、重さ約3.545g、品位99.47%の純金で出来ており、当時の金貨の中で一番の純度を誇っていました。表面に聖マルコ元首、裏面には聖マルコが星に囲まれている様がレリーフされていました。ドゥカート金貨には鋳造された時の元首が描かれているので、それにより大体の発行年月を判断することができます。交易に一番大事なのは信用です。粗悪な金貨では相手の信用は得られません。常に純金の金貨を鋳造していたヴェネツィア共和国は現代のドル以上の信用を受けていました。
1455年にはドゥカート金貨一枚が、小銀貨124枚に相当すると法的に決定され、新たに発行されるドゥカート銀貨と共にドゥカート金貨は勘定通貨となりました。これ以降、ドゥカート銀貨と区別する為に金貨は「ゼッキーノ」と呼ばれるようになりました。これは鋳造所を意味するゼッカに由来します。
【ダカットの種類】 ダカット金貨及び硬貨は、下記にあるように国によっては記念硬貨や復刻版として数年前の年号にて現在も発行しています。つまり、年号が古いものでも発行は最近のものがあります。
1915年頃 オーストリア 4 ダカット金貨 - オーストリア造幣局は現在も1915年のシングル ダカット金貨と4ダカット金貨を発行
ビザンチン帝国(ヴェネツィアン ダカット銀貨=バシリコン銀貨)
クロアチア ダカット
スロバキア共和国 100 ダカット金貨 - 現在も1ダカット金貨、4ダカット金貨、40ダカット金貨、100ダカット金貨を復刻版として発行
デンマーク ダカット
1871年以前にドイツ、及び 神聖ローマ帝国内の多くの地域にてダカットを発行
アウクスブルク ダカット
ハンブルグ ダカット、及び多くのハンザ同盟都市にてダカットが発行された。
ザクセン ダカット
ハンガリー ダカット - ハンガリー造幣局は現在も2ダカット、2ダカット、4ダカット、6ダカット硬貨を記念硬貨として発行。
イタリア ダカット
ミラノ公国 ダカット
教皇領(きょうこうりょう/ローマ教皇あるいはローマ教皇庁の支配していた領土) ダカット
サヴォイア公国 ダカット
両シチリア王国 ダカット
ウルビーノ公国 ダカット
ヴェネツィア共和国 ダカット
ジェノヴァ共和国 ダカット
オランダ ダカット金貨 - オランダは現在も1586年に発行された初めてのダカット金貨、銀貨と同じ重さ、デザインで復刻版を発行
ポーランド ダカット金貨 (the historical Red złoty -A Polish ducat, or red złoty, minted in 1621 during the reign of Sigismund III Vasa)
ルーマニア ダカット
トランシルヴァニア ダカット
ワラキア ダカット
Russia imitated Dutch ducats due to their popularity. Also issued small quantities of Russian design.
スコットランド ダカット
セルビア王国 ダカット
スペイン ダカット - all through its domains, including Flanders, the Kingdom of Napoli and the Americas.
スウェーデン ダカット
スイス ダカット - Before the Swiss unification, the Swiss also minted ducats, the most well known of which are the Zurich ducats.
ユーゴスラビア王国 ダカット
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