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オリンピック記念1万円金貨は本当に値上がりしている?現在の価値と相場を徹底解説

オリンピックの開催を記念して、世界各国ではさまざまな記念貨幣が発行されてきました。

中でも金貨は、純金としての素材価値や大会を象徴するデザイン、限定発行という希少性から、コレクター需要が高いことで知られています。

日本でもこれまでに、長野冬季オリンピック競技大会と東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念して、1万円金貨が発行されました。

近年、「オリンピック記念金貨は値上がりしている」「当時より高く売れる」という声を耳にすることがありますが、それは本当なのでしょうか。

この記事では、日本で発行されたオリンピック記念1万円金貨を取り上げ、販売当初と現在の価値・買取価格相場を比較しながら、値上がりの背景を詳しく解説していきます。

オリンピック記念1万円金貨が値上がりしているのは事実?

結論からお伝えすると、オリンピック記念1万円金貨の買取価格は、販売当初と比べて上昇しているケースが多いのが現状です。

その最大の理由は、金貨そのものが持つ『純金としての素材価値』にあります。

これまで日本で発行されたオリンピック記念1万円金貨は、いずれも純金(K24)15.6gで製造されています。

つまり、デザインや記念性だけでなく、『15.6gの純金』という確かな価値を持っているのです。

金の価格(=金相場)は、世界経済の動きや為替、地政学的リスク、金融政策など、さまざまな要因によって変動します。

特に2020年のコロナ禍以降、世界的な不安定要素の高まりを背景に、金は“安全資産”として注目され、価格は上昇傾向を続けてきました。

実際の金相場を振り返ると、その変化は一目瞭然です。

  • 1998年(長野オリンピック開催時):1gあたり約1,300円前後
  • 2021年(東京2020オリンピック開催時):1gあたり約6,000~7,000円前後
  • 2026年2月現在:1gあたり約27,000円前後

同じ『15.6gの純金』であっても、1gあたりの価格が上昇すれば、金貨の素材価値そのものは大きく増加します。

このことから、オリンピック記念1万円金貨の買取価格も近年大きく値上がりしています。

将来オリンピック記念1万円金貨の価値は上がるの?

「このオリンピック記念金貨、これからもっと値上がりするのだろうか?」

そう気になっている方は少なくないでしょう。

将来的な価値を正確に予測することはできませんが、価値の動きを考えるうえで参考になるポイントはいくつかあります。

オリンピック記念1万円金貨の価値を左右する主な要因は、次の3つです。

  • 金相場の動き
  • 発行枚数が限られていることによる希少性
  • コレクター需要の存在

まず最も大きな影響を与えるのが、金相場の動きです。

これまで発行されたオリンピック記念1万円金貨は、いずれもK24(純金)製です。そのため、金の価格が上がれば、金貨の素材としての価値も自然と上昇します。

仮に将来、金相場がさらに上昇すれば、それだけで買取相場が高くなる可能性があります。逆に金相場が下がれば、金貨の価値も影響を受けることになります。

次に重要なのが、希少性とコレクター需要です。

オリンピック記念金貨は、大会ごとに発行枚数が決められており、あとから追加発行されることはありません。つまり、枚数は最初から限定されているのです。

時間が経つにつれて、紛失や溶解などにより市場に出回る数は徐々に減少していきます。

さらに、その大会に思い入れのある人や、シリーズで集めているコレクターが存在することで、一定の需要が保たれます。

ただし、オリンピック記念1万円金貨は発行枚数が比較的多かったこともあり、現時点では金の素材価値を大きく上回るプレミア価格がついているわけではありません。

とはいえ、将来的にコレクター評価が高まれば、素材価値に上乗せされる可能性も否定はできません。

これらを総合すると、オリンピック記念1万円金貨は、短期間で急騰を狙う投機的な対象というよりも、金相場に支えられながら価値が形成されるタイプの金貨と考えるのが現実的でしょう。

売却を検討する場合は、「将来もっと上がるかもしれない」と待ち続けるよりも、金相場が高水準にあるタイミングを見極めることが重要です。

相場が上がっている時期に査定を受けるだけでも、現在の適正な価値を把握することができます。

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オリンピック記念1万円金貨の種類一覧

ここからは日本で発行されたオリンピック記念1万円金貨の種類、発行枚数、デザイン、買取相場をご紹介します。

長野オリンピック冬季競技大会記念金貨

1998年に長野県で開催された第18回オリンピック冬季競技大会を記念して発行されたのが、長野オリンピック冬季競技大会記念1万円金貨(長野五輪冬季大会記念金貨)です。

この金貨は、第一次から第三次まで3回に分けて発行されました。

表面の図案はそれぞれ異なりますが、裏面は共通で、長野県の県花「りんどう」とオリンピックの五輪が描かれています。

素材 K24(純金)
重量 15.6g
直径 26mm
発行枚数 各55,000枚
販売価格 1次:3万8,000円、2次・3次:3万8,737円

2026年2月現在、長野オリンピック冬季競技大会記念金貨の買取相場は、30万円~40万円程度となっています。

最新の買取価格を知りたい方は下記よりご確認ください。

『長野オリンピック冬季競技大会記念金貨』の最新の買取価格を見る

第1次発行:ジャンプ

第1次発行:ジャンプ

第1次発行分は、スキージャンプ競技をモチーフにしたデザインです。

冬季オリンピックを象徴する競技のひとつであり、躍動感のある構図が特徴です。

第2次発行:フィギュアスケート

第2次発行:フィギュアスケート

第2次発行分は、氷上を舞うフィギュアスケート選手の姿が描かれています。

優雅さと芸術性を感じさせるデザインです。

第3次発行:スピードスケート

第3次発行:スピードスケート

第3次発行分は、スピードスケートを題材としています。

力強さとスピード感を表現したデザインで、シリーズを締めくくるにふさわしい一枚です。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念金貨

2021年に開催された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、第一次から第四次まで4回に分けて記念貨幣が発行されました。

このうち、1万円金貨が発行されたのは以下の3回です。

  • 第一次:東京2020オリンピック記念1万円金貨
  • 第三次:東京2020オリンピック記念1万円金貨
  • 第四次:東京2020パラリンピック記念1万円金貨

金貨の詳細は以下の通りです。

素材 K24(純金)
重量 15.6g
直径 26mm
発行枚数 各40,000枚
販売価格 24万9,600円

2026年2月現在、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念金貨の買取相場は、30万円~40万円程度となっています。

最新の買取価格を知りたい方は下記よりご確認ください。

『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念金貨』の最新の買取価格を見る

第1次:「流鏑馬(やぶさめ)」と「心技体」

第一次「流鏑馬(やぶさめ)」と「心技体」

第1次の金貨は表面が「流鏑馬(やぶさめ)」をする男性と、スポーツ理念として日本人に親しまれている「心技体(しんぎたい)」の文字がデザインされています。

裏面は「東京2020オリンピック競技大会エンブレム」が刻まれています。

流鏑馬はオリンピックの競技ではありませんが、大会の安全と成功を祈願して、オリンピック開催前に明治神宮で披露されました。

第3次:「勝利」と「栄光」と「心技体」

第三次「勝利」と「栄光」と「心技体」

第3次の一万円金貨の表面には「勝利」(野見宿禰像)と「栄光」(ギリシャの女神像)」と「心技体」が、裏面には第一次の金貨と同じく「東京2020オリンピック競技大会エンブレム」が刻まれています。

デザインとなった相撲の神様とされている野見宿禰(のみのすくね)の壁画とギリシャの女神の壁画は、

画家の長谷川路可氏の作品で、1964年に開催された東京オリンピックの主会場を飾ったものです。

現在は、新国立競技場に飾られています。

第4次:「聖火ランナー」と「国立競技場」と「心技体」

第四次「聖火ランナー」と「国立競技場」と「心技体」

第4次発行の一万円金貨は、今大会唯一のパラリンピックの開催を記念した金貨です。

表面には、「聖火ランナー」と「国立競技場」と「心技体」がデザインされています。裏面には「東京2020パラリンピック競技大会エンブレム」がレリーフされています。

トーチを持って力強く走るランナーには、義足や車いすの選手の姿もあり、まさにパラリンピックを表したデザインです。

オリンピック記念1万円金貨を少しでも高く売る方法

オリンピック記念1万円金貨は、売却の仕方次第で査定額に差が出ることがあります。

同じ金貨であっても、付属品の有無や売却のタイミング、持ち込む店舗によって評価は変わります。

ここでは、初めて売却を検討する方でも実践しやすい、オリンピック記念1万円金貨を少しでも高く売るためのポイントを紹介します。

付属品はなるべく揃えて査定に出す

オリンピック記念1万円金貨を売却する際は、金貨本体だけでなく、購入時に付属していたケースや外箱、証明書などをできる限り揃えて査定に出すことが重要です。

これらの付属品は、金貨が正規に発行されたものであることを示す要素となり、保存状態の良さや信頼性の判断材料として評価されます。

たとえ金貨そのものの素材価値が同じでも、「当時の状態を保っている」と判断されることで、より良い買取価格につながる可能性があります。

金相場が高い時期を狙う

オリンピック記念1万円金貨は、いずれもK24(純金)で作られているため、買取価格は金相場の影響を強く受けます。そのため、売却を考える際は、金相場が高水準にある時期を意識することが大切です。

金相場は日々変動しており、世界情勢や為替、経済不安などを背景に上昇することがあります。

相場が上昇している局面では、同じ金貨でも査定額が高くなりやすいため、相場の動きを確認してから判断することで、結果的により納得のいく価格での売却につながります。

金貨の買取実績が豊富な専門店に持ち込む

記念金貨を売却する際は、金貨や記念硬貨の買取実績が豊富な専門店を選ぶことも重要なポイントです。

一般的なリサイクルショップなどでは、金貨を単なる「金素材」として評価する場合があり、記念金貨としての背景や需要が十分に反映されないことがあります。

一方、金貨専門の買取店であれば、金相場に基づく素材価値に加え、発行背景や市場での流通状況も考慮した査定が期待できます。

実績のある店舗を選ぶことで、価値を正しく見極めてもらいやすくなり、安心して売却することができるでしょう。

まとめ

オリンピック記念1万円金貨は、純金製であることと限定発行であることから、販売当初と比べて価値が上昇しているケースが多く見られます。

特に近年の金相場高騰は、買取価格の上昇に直結しています。

少しでも高く売るためには、相場や需要の動向を見極めながら、適切なタイミングと方法で売却することが大切です。

オリンピック記念金貨の価値を知りたい場合は、金貨買取の実績が豊富な専門店で、無料査定を受けてみるとよいでしょう。

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