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東日本大震災復興事業記念貨幣の買取相場は?|金貨・銀貨の種類と特徴を解説

2011年に東北を中心に発生した東日本大震災から、2026年で15年目を迎えます。

東日本大震災復興事業記念貨幣は、復興支援を目的として発行された特別な記念貨幣であり、通常の記念貨幣とは異なる販売方法でも話題となりました。

本記事では、東日本大震災復興事業記念貨幣の発行背景・種類・価格・買取相場、さらに少しでも高く売るためのポイントまで詳しく解説していきます。

お手元にお持ちの方や、売却や査定をご検討中の方はぜひ参考にしてください。

東日本大震災復興事業記念貨幣とは?

東日本大震災復興事業記念貨幣は一万円金貨と千円銀貨の2種類が発行された記念貨幣シリーズです。2015年から2020年にかけて、第一次から第四次までの計4回にわたり販売されました。

本貨幣はいずれも「プルーフ加工」が施されています。

プルーフ貨幣とは、観賞用として特別に仕上げられた貨幣のことで、表面を鏡のように磨き上げ、図柄部分をつや消しにするなど、通常貨幣とは異なる丁寧な加工が特徴です。

細部まで鮮明に表現されるため、美術品のような美しさがあります。一方で、傷がつきやすい仕上げでもあるため、保存状態が査定額に影響しやすい点にも注意が必要です。

また、各回ごとに図柄が異なり、シリーズとして展開された点も特徴のひとつです。発行枚数はいずれも限定されており、現在は主にコレクター市場で取引されています。

発行の背景

東日本大震災復興事業記念貨幣は、震災の記憶を風化させず、次の世代へと語り継いでいくことを目的として発行されました。過去の出来事を忘れないという想いが込められた記念貨幣といえるでしょう。

また、本貨幣は復興事業の財源確保という役割も担っています。販売収益の一部は、震災当時に0歳だった子どもたちが20歳を迎えるまでを支援する基金「ハタチ基金」へ寄付されました。

通常貨幣との違い

本貨幣は、通常の記念貨幣とは販売方法が大きく異なります。

一般販売のみで頒布されることが多いなか、本貨幣は復興応援国債を3年間保有した方を対象に贈呈されました。

具体的には、国債残高1,000万円ごとに一万円金貨1枚、100万円ごとに千円銀貨1枚が交付される仕組みです。

合計贈呈枚数は、一万円金貨が約7,000枚、千円銀貨が約4万5,000枚となりました。

贈呈分を除いた一部のみが、造幣局を通じて一般販売されています。

また、第一次のデザインは造幣局が手がけましたが、第二次から第四次までは一般公募によって選ばれた作品が採用されています。

採用されたデザインは貨幣として長く形に残ることから注目を集め、多くの応募が寄せられました。

造幣局が出版している「ミントクラブ41号」からの情報によると、応募総数は一万円金貨が1,214件、千円銀貨が1,459件にのぼっています。

入賞者や採用者には記念品が贈られることもあり、関心の高さがうかがえます。復興への願いが込められた図柄が用いられている点も大きな特徴です。

出典:『造幣局 ミントクラブ第41号(平成24年6月発行)

東日本大震災復興事業記念「一万円金貨」の種類と特徴

東日本大震災復興事業記念一万円金貨の発行枚数は、各回およそ1万枚~1万4,000枚程度とされています。

通常の記念金貨(約2万枚前後)と比較するとやや少ない水準です。発行数が限定的である点も、本貨幣の人気や価値を支える要因となっています。

直径・重量・価格について

東日本大震災復興事業記念一万円金貨の資産価値を支えているのは、発行枚数の限定性、純金製であること、プルーフ加工による高い品質といった基本的な要素です。

直径 26mm
量目 15.6g
品位 純金(K24)
販売価格 9万5,000円

第一次から第四次までの基本仕様は、表面のデザインを除き、すべてに共通しています。

一万円金貨の裏面デザイン

東日本大震災復興事業記念一万円金貨

表面のデザインは各回で異なりますが、裏面のデザインは共通しています。純金の一万円金貨に「がんばろう日本」の文字が記載され、「奇跡の一本松」とハトが描かれています。

「奇跡の一本松」とは、2011年の東日本大震災による津波で約7万本の松が流失したなか、岩手県陸前高田市の高田松原で唯一立ち残った樹齢約170年の有名な松のことです。

その後、海水による塩害の影響で枯死しましたが、大津波に耐えた希望の象徴として語り継がれてきました。本貨幣にも、その復興への願いが刻まれています。

一万円金貨の種類

一万円金貨は全部で4種類あり、発行回数ごとにデザインと発行枚数が異なります。ここでは、それぞれの違いを順にみていきましょう。

なお、第一次発行分のデザインは造幣局が制作しました。第二次以降は一般公募の作品が採用されています。

【第一次発行】

第一次東日本大震災復興事業記念一万円金貨

発行年数 2015年8月
発行枚数 1万4,000枚(そのうち贈呈分が4,263枚)

この金貨の表面には、震災で被害を受けた「復興特別区域の地図」を背景に、平和の象徴である「ハト」が羽ばたく姿が描かれています。

【第二次発行】

第二次東日本大震災復興事業記念一万円金貨

発行年数 2015年11月
発行枚数 1万1,000枚(そのうち贈呈分が1,357枚)

この金貨の表面には、自然に囲まれた「学校」と空を泳ぐ「鯉のぼり」が描かれています。子どもたちの未来や、復興後の穏やかな日常を象徴する意匠となっています。

【第三次発行】

第三次東日本大震災復興事業記念一万円金貨

発行年数 2016年2月
発行枚数 1万枚(そのうち贈呈分が812枚)

この金貨の表面には、「復興特別区域の地図を背景」に、「奇跡の一本松」へ向かって舞う「折鶴」の姿が描かれています。人々の復興への願いを象徴するデザインです。

【第四次発行】

第四次東日本大震災復興事業記念一万円金貨

発行年数 2016年4月
発行枚数 1万枚(そのうち贈呈分が919枚)

この金貨の表面には、「豊かな自然」を背景に、風に向かって羽ばたく「鳥」の姿が描かれています。復興への前向きな想いを感じさせるデザインです。

東日本大震災復興事業記念「千円銀貨」の種類と特徴

東日本大震災復興事業記念千円銀貨は、第一次から第四次まで発行されています。各回ごとにデザインが異なり、4種類が展開されています。

近年は銀相場の動向やコレクター需要の影響を受け、額面(千円)を上回る水準で取引されるケースも増えてきました。

※実際の買取価格は、査定基準や市場動向により異なります。

直径・重量・価格について

純銀製の千円銀貨は、金貨とは異なり、カラー印刷が施されている点が大きな特徴です。鮮やかな色彩によって図柄がより印象的に表現されており、観賞用としての魅力も備えています。

また、金貨に比べて価格帯が抑えられていることから、記念として手元に残しておきたいと考える方にも選ばれやすい貨幣といえるでしょう。

直径 40mm
量目 31.1g
品位 純銀(SV1000)
販売価格 9,500円

第一次から第四次までの基本仕様は、表面のデザインを除き、すべてに共通しています。

千円銀貨の裏面デザイン

東日本大震災復興事業記念千円銀貨裏

表面のデザインは各回で異なりますが、金貨と同様に裏面のデザインは4種類すべてに共通しています。

色付けがされていない純銀の千円金貨に「がんばろう日本」の文字が記載され、「奇跡の一本松」とハトが描かれています。

千円銀貨の種類

純銀で製作されている千円銀貨には4種類のデザインがあります。一万円金貨と同様に、第一次発行分のデザインは造幣局が手がけており、第二次以降は一般公募によるデザインが採用されています。

【第一次発行】

第一次東日本大震災復興事業記念千円銀貨

発行年数 2015年8月
発行枚数 6万枚(そのうち贈呈分が2万6,714枚)

この銀貨の表面には、海を勇ましく前進する「大漁船」と、左側に東北を代表とさせるような「稲穂」が描かれています。色鮮やかな大漁旗と稲穂のコントラストが美しく映えるデザインです。

【第二次発行】

第二次東日本大震災復興事業記念千円銀貨

発行年数 2015年11月
発行枚数 4万枚(そのうち贈呈分が8,425枚)

この銀貨には、「復興特別区域」の先に広がる海と、夜明けの「日の出」に向かう美しい「折鶴」の後ろ姿が描き表されています。

【第三次発行】

第三次東日本大震災復興事業記念千円銀貨

発行年数 2016年2月
発行枚数 4万枚(そのうち贈呈分が4,914枚)

朝日新聞によると、この銀貨は2015年当時、神奈川県在住の小学4年生・小島太一さんによるデザインが採用されたものです。

日本国旗を持つ子どもの姿と、「がんばろう日本」の文字が描かれており、復興への応援の気持ちが込められています。

出典:『小4作「がんばろう日本」も 復興記念貨幣デザイン決定

【第四次発行】

第四次東日本大震災復興事業記念千円銀貨

発行年数 2016年4月
発行枚数 4万枚(そのうち贈呈分が5,816枚)

この銀貨の表面には、ピンク色の「桜」が華やかに彩る背景の中で、「握手を交わす日本列島」が描かれています。

一万円金貨・千円銀貨の最新相場(2026年)

2015年~2016年に発行された東日本大震災復興事業記念貨幣は、一万円金貨と千円銀貨の2種類があります。

2026年現在は金相場の高騰を背景に、金貨の素材価値が大きく上昇しています。

一方で、銀貨は金貨とは異なる価格形成の特徴があります。それぞれの最新相場を詳しくみていきましょう。

発行当時の販売価格

東日本大震災復興事業記念貨幣は、発行当初から高い注目を集めました。とくに、一般向けの抽選販売に加え、財務省からの贈呈分も存在していた点が特徴です。

さらに、一般販売分の発行枚数が限られていたことから、希少性の高さが話題となりました。

【一万円金貨】

2015年8月~2016年4月に発行された一万円金貨の販売価格は、9万5,000円でした。

当時の金相場は1gあたり約4,700円前後で推移しており、本金貨は15.6gの純金で製造されています。単純計算すると、

15.6g × 4,700円 = 7万3,320円

これが当時の地金価値にあたります。

販売価格との差額からも分かるように、価格は素材の重さだけで決められたものではありません。そこには記念貨幣としての付加価値や製造コスト、発行事業の意義などが反映されています。

【千円銀貨】

2015年8月~2016年4月に発行された千円銀貨の発行当時の販売価格は、9,500円でした。

当時の銀相場は1gあたり約65円前後で推移しており、本銀貨の重量である31.1gで換算すると、

31.1g × 65円 = 約2,034円

が素材としての価値となります。

この金額と販売価格を比較すると、銀そのものの価格よりも大きく上乗せされていることが分かります。銀貨についても、製造費用に加え、カラー加工などの意匠性や記念性が評価された価格設定となっていました。

2026年現在の買取価格と市場価値

東日本大震災復興事業記念貨幣の価格は、素材となる金や銀の相場の影響を大きく受けます。

ただし、金貨と銀貨では価格の決まり方に違いがあり、素材価値だけでなくコレクター需要や保存状態も重要な要素です。

ここでは、2026年現在の相場をもとに、一万円金貨と千円銀貨の市場価値を解説します。

【一万円金貨】

まずは一万円金貨の素材価値から確認してみましょう。

2026年3月時点の金相場は、1gあたり約2万7,000円前後と高水準で推移しています。発行当時と比較すると、大きく上昇している状況です。

本貨幣は15.6gの純金で製造されているため、

15.6g × 2万7,000円 = 約42万1,200円

が現在の地金価値の目安となります。

額面の1万円や、発行時の販売価格9万5,000円と比べると、素材価値が大幅に上回っていることが分かります。金相場の高騰が、記念金貨の市場価格を押し上げているといえるでしょう。

『東日本大震災復興事業記念一万円金貨』の買取価格相場はこちら

【千円銀貨】

一方、千円銀貨は金貨とは価格の決まり方が異なります。

銀は単価が比較的低いため、記念銀貨の場合は単純なグラム計算だけで査定額が決まるわけではありません。市場での需要や保存状態、プレミア性が価格に影響します。

2026年3月現在、コレクター需要によるプレミア価値がついており、状態が良好なものであれば額面(1,000円)を上回る価格で取引されることもあります。

※買取価格は常に変動するため、詳しくは査定店舗へお問い合わせください。

『東日本大震災復興事業記念千円銀貨』の買取価格相場はこちら

東日本大震災復興事業記念貨幣の買取価格はどう決まる?

東日本大震災復興事業記念貨幣の買取価格は、単純な素材価値だけで決まるわけではありません。金や銀の相場に加え、保存状態や付属品の有無など、複数の要素が査定額に影響します。

保存状態

査定においてまず重視されるのが保存状態です。

未開封のまま保管されているものや、指紋や傷が見られない美品は評価が高くなる傾向があります。とくにケース未開封品は、コレクター需要の観点からも有利といえるでしょう。

付属品(ケース・証明書)

付属品の有無も価格に影響します。

贈呈分の東日本大震災復興事業記念貨幣は、外箱が青色、内箱が黒色の特製ケースに収められ、記念硬貨とともに感謝状が同封されています。

一方、造幣局 販売分の通常版は、外箱が白色、内箱が赤色で、パンフレットが付属する仕様です。

以前は贈呈分のほうが希少性の高さからプレミア価格で取引されるケースもありました。しかし現在は金の地金相場が大きく上昇しているため、一般販売された通常版であっても高額査定が期待できる状況です。

また、『こちら金貨買取本舗』では、東日本大震災復興事業記念一万円金貨の買取実績があります。

梅田店では実際に一万円金貨をお持ち込みいただいた事例があり、金相場の上昇を背景に高価買取となりました。売却を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

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まとめ

東日本大震災復興事業記念貨幣は、第一次から第四次まで発行されていますが、現時点では発行区分による大きな需要差はみられません。

ただし、シリーズをまとめて保有している場合は、単体で売却するよりも評価が高くなる傾向があります。コレクション性が意識されるため、複数売却するほうが査定額にプラスに働く可能性があるためです。

また、銀行では額面(一万円金貨の場合は1万円、千円銀貨の場合は1,000円)での換金のみとなり、市場価値は反映されません。

素材価値や記念貨幣としての評価を踏まえた価格で売却を検討するのであれば、古銭買取専門店や記念貨幣を取り扱う業者への相談がおすすめです。

現在は金相場が高水準にあることから、とくに金貨は売却のタイミングとして注目されています。まずは最新の査定額を確認してみるとよいでしょう。

こちら金貨買取本舗』では査定を無料で行っております。お気軽にご相談ください。

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