米朝首脳会談の延期と貴金属相場5月23・24日2018年

こんにちわ金貨買取本舗です。今回は5月23日、24日付けの金相場の相場情報です。核問題など国際的な物議を醸し出している北朝鮮と米国の対談は見送る予定となり世論や株式、相場に影響が出ました。世界治安に不安要素があると安定資産として上がるのが金の魅力です。そのため24日は金、プラチナともに前日より上昇しました。

ゴールド、プラチナ下落　5/23/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

ニューヨーク貴金属市場のゴールドは下落しました。米連邦公開市場委員会（FOMC)議事要旨を午後に控え小幅下落しました。朝方は堅調に推移しました。トランプ米大統領が前日、前週に行われた中国との通商協議の結果について「満足していない」との認識を示したほか、6月12日開催予定の米朝首脳会談が延期または中止になる可能性に言及し、これらを受けて投資家がリスク回避姿勢を強めたことから安全資産とされるゴールドが買われました。ただ、その後、外為市場でドル高、ユーロ安が進行するとゴールドは売られしました。終盤、米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨で年内の利上げペース加速が特に示されなかったことを受けて買い戻しが入り、下げ幅は限定的となりました。プラチナは下落しました。ゴールドの下落に連動し売らました。アメリカの株価上昇には反応を示しませんでした。

ゴールド、プラチナ上昇　5/24/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

ニューヨーク貴金属市場のゴールドは上昇しました。米朝首脳会談中止を受けゴールドは上昇しました。朝方は前日、米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨が予想されたほどタカ派的な内容でなかったことから利上げペース加速への懸念が後退し、ゴールドを買い戻す動きが先行しました。その後、トランプ米大統領が来月12日開催予定だった米朝首脳会談を中止すると北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に通告したことが重なり、これを受けて投資家がリスク回避姿勢を強め、安全資産とされるゴールドは買われました。約1週間ぶりに1300ドルの節目を回復して引けました。プラチナは上昇しました。ゴールドの上昇に連動し買われました。

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2018-05-27 18:41:22