ゴールド、プラチナの貴金属相場情報

こんにちわ、金貨買取本舗では貴金属や金貨、コインの買い時や売り時に関連してくる金属相場の情報もお伝えしております。6月初めは金とプラチナは下降気味なようです。世界の政治や＄、ユーロなど世界的な通貨と連動する相場価格、背景を知るとよりわかりやすくなります。

ゴールド、プラチナ下落　6/01/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

週末ニューヨーク貴金属市場の金は下落しました。アメリカ利上げ加速観測を受けゴールドは下落しました。本日発表された5月のアメリカ雇用統計で、景気動向を反映する非農業部門就業者数が前月実績及び 市場予想を上回り、さらに平均時給の伸びも加速したほか、失業率も2000年4月以来約18年ぶりの低水準に改善しました。その後の5月の米ISM（供給管理協会）製造業景況指数も前月から上昇したうえ、市場予想も上回ったため、米連邦準備制度理事会（FRB）による今年4回の利上げの可能性の高まりからゴールドは売られました。ただ、世界的な貿易摩擦に対する警戒感や、イタリアやスペインの政治動向も不安視されていることから、ゴールドは買い戻され下げ幅を縮小して引けました。一方、プラチナは下落しました。この日も材料がなくゴールドの値動きに連動しました。アメリカ株価上昇には反応はなく、商いは薄く低調でした。

ゴールド、プラチナ下落　6/04/2018日付ニューヨーク

*終値($ドル/オンスOZ)

週明けにニューヨーク貴金属市場のゴールドは下落しました。外為市場でのドル高、ユーロ安を受けゴールドは下落しました。前週末に発表された米雇用統計が総じて良好な内容となり、アメリカの年内利上げ ペースが加速するとの思惑が、引き続き金相場を圧迫した他、イタリア・スペインの政局不透明感の後退による投資家のリスク選好姿勢の強まりが圧迫要因となりました。ただ、市場関係者の間では「米中通商協議が不調に終わるとの見方や、欧州連合（EU）、カナダ、メキシコに対する追加関税発動など、アメリカの保護主義的通商政策に伴う、貿易戦争への懸念から、ゴールドは買い戻され、終盤にかけ下げ幅を縮小して引けました。また、プラチナも下落しました。ゴールドの値動きに連動し小幅下落して引けました。

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2018年6月5日