貴金属相場価格の海外動向　ユーロ安ドル高によって金相場は下げ

ニューヨーク貴金属市場（2018年4月26日）における金相場は下げの様相となった。
主要因として、ユーロに対してのドル高によって金相場は下げとなった。
詳細は下記の通り。

• 10年物のアメリカ債権の長期金利が3％を割った。それに伴って金は買われた。長期金利の上昇懸念から金相場は下落傾向にあった。
• ECB（ヨーロッパ中央銀行）が金融政策を変更しない旨を定例の理事会にて発表。資産購入プログラムを継続していくのかどうかがポイントとしてあったが、先送りとなった。それにより、ユーロに対してドルは値を上げた。金価格への影響は見られなかった。
• 公表された指数として、アメリカ耐久財受注、週間新規失業保険申請件数が挙げられるが、市場予想よりも良い内容だった。その為、金価格は下落した。

プラチナ価格は下落した。
大きな価格変動要因は無かったが、金価格が下げたことから同じ貴金属相場物としてプラチナ価格も下落した。
アメリカの株価の大幅上昇に対しては連動しなかった。